国語+英語+美術+生活+こころの話ー。
たぶん趣味*1は食べ物ではないですが、「味わう」ことはできるかもしれません。
自分の好きなことを表す「趣味(しゅみ)」と、
その訳語の一つ「taste(テイスト)」、そして「味(あじ)」*2についての話を。
前置き、
今日は5月4日…5(ご)・4(し)の日…ということから
「ご趣味(ごしゅみ)」という単語を思い出したので、「趣味(しゅみ)」についての話を。
※
まず、「趣味(しゅみ)」と言うと、自分の好きなことですね。
わりと「遊び」に近いイメージもあります。
義務(ぎむ)や仕事(しごと)などの「やらなければならないこと」というよりは、
自分で望んで、好きにやっている感じですね。
そんな「趣味」という言葉には「味(あじ)」という漢字が入っていますね。
趣味は「食べもの」ではなく行動(こうどう)などのことなので、
「味」というのはちょっと面白い感じもしますが。
でも実は、英語でも似たような言葉が使われていたりもするようです。
というのも、「趣味」は英語では
①(遊び)「hobby(ホビー)
②(好み)「taste(テイスト)」
③「interest(インテレスト)」
と言った感じのようで。
で、この中の②「taste(テイスト)」が「味(あじ)」を表す英単語でもあったりするようです。
またこの「taste」という言葉の方も、「趣味がいい」と言った意味を持つようです。
つまり「いいセンスしてる」ってことですね。
日本でも芸術などに関して、「味わい深い」とか「趣味がいい」といった言葉を使うので、
「趣味」と「味」は結構思った以上に関わっているのかもしれません。
※
もしかしたら、日本が英語の感覚を取り入れた可能性などもありますが、
一方で趣味や芸術に関して、違う国の人が似た言葉を使った可能性もあります。
詳細は不明ですが、
「趣味がいい」とか「味わい深い」という言葉は、どこか良い感じの言葉ですね。
自分の好きな言葉に触れると、なんだか気分が明るくなることもあります。
なのでこのゴールデンウィーク、もし時間が余っていたら、
色んな言葉に触れて「味わって」みるのも、
なかなか「趣味のいい(taste)」過ごし方かもしれませんね。
もしかしたらそこから、新しい「趣味」が見つかったりもするかも?
まあそんな感じで~。
追記
ちなみに食べ物以外のものについても、「味」に関係する表現は結構ありますね。
例えば「辛口のコメント」とか、「子どもに甘い」、「苦い思い」、「しょっぱい結果」、「渋い趣味」とか。
また外見やファッションに関しては、「塩顔(しおがお)系イケメン」や「濃い顔」、「甘ロリ」などの言葉もあるようです。
*1:「趣味(しゅみ)」については 3/13 英語:「趣味(しゅみ)」に関わる英語7つ+α! ~今週の英語セブン~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*2:「味(あじ)」については 2/28 英+生:「味(あじ)」に関わる英語7つ+α! ~今週の英語セブン~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*3:カードゲームなどの「フレーバーテキスト」については 9/30 歴史:バックグラウンド・ストーリー! ~カードゲーム、そして偉人の背負うスト-リ―~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。