生活+国語+理科の話ー。
秋*1の味覚の一つ「きのこ(茸)」*2、
その一種の「エノキタケ」に関する漢字クイズです。
他のきのこのクイズも添えて。
前置き。
昨日は「烏帽子(えぼし)」*3について記事を書きましたが。
その響きからなんとなく「エノキ」という言葉を連想したので、
エノキこと「エノキタケ」についての話を。
※
まず「エノキタケ」というのは茸(きのこ)の一種ですね。
(名前は「エノキダケ」、「エノキ」、「ナメタケ」など色々あるようです)
一般に外見は白くて細長く、スーパーでもよく見かけるイメージです。
鍋(なべ)料理に入っていることも多く、秋・冬*4は特によく見る印象ですが…。
では、皆様はそんな「エノキタケ」を漢字で書けますでしょうか?
…まあ書けなくても大丈夫なのですが。
(というか、筆者も今回改めて漢字を確認しました)
辞書やWikipediaによれば、
エノキタケは「榎茸(えのきたけ)」と書くようですね。
「榎(えのき)」や「柳(やなぎ)」などの広葉樹(こうようじゅ)に生えたりするので、この名前がついているようです。
「茸(たけ)」は「きのこ(茸)」を表すので、
「榎(えのき)に生える茸(きのこ)」→「榎茸(エノキタケ)」という感じですね。
言われれば納得、という感じですが、
普段は「エノキタケ」とか「エノキ」などカタカナの名前を見ることが多いので、
意外と「榎(えのき)」の木や、その「榎」の漢字は意識しませんね。
※
ところでWikipediaによると、一般・量産の「エノキタケ」と野生のものはずいぶんと違うようです。
筆者もネットで画像を確認してみましたが、
野生のものは傘が広くて大きく、色も茶色でした。
細くて白い量産のエノキタケとはだいぶ違いますね。ちなみに味もだいぶ違うようです。
筆者は細いエノキタケも割と好きで、身近に感じていましたが。
でも今回は漢字といい野生の姿といい、知らないことが多かったですね。
まあ無理に調べる必要もないかと思いますが。
みなさまが今度「エノキタケ」を見かけることがあったら、
「これって漢字でどう描くんだっけ?」とか、
「野生の『エノキタケ』ってどんな姿なんだろう?」
なんて考えてみると、ちょっと「勉強の秋」にもなって、良いかもしれませんね。
まあそんな感じで~。
追記
他にも「きのこ」の名前を集めてみました。
これらは普段、名前がひらがな・カタカナで書かれていることも多いですが、
それぞれ漢字ではどう書くのか、よければ考えてみてください。
【問題】
①マツタケ(まつたけ)=「?」
②シイタケ(しいたけ)=「?」
③シメジ(しめじ)=「?」
④ナメコ(なめこ)=「?」
⑤ヒラタケ(ひらたけ)=「?」
⑥マイタケ(まいたけ)=「?」
⑦ベニテングタケ(べにてんぐたけ)=「?」(※毒キノコ)
【答え】
①マツタケ(まつたけ)=「松茸(まつたけ)」
②シイタケ(しいたけ)=「椎茸(しいたけ)」
③シメジ(しめじ)=「占地(しめじ)、湿地、占地茸、湿地茸、王茸」など
⑤ヒラタケ(ひらたけ)=「平茸(ひらたけ)」
⑥マイタケ(まいたけ)=「舞茸(まいたけ)」
⑦ベニテングタケ(べにてんぐたけ)=「紅天狗茸(べにてんぐたけ)」(※毒キノコ)
◆用語集
・エノキタケ:
関連記事:『キノコを表す外国語セブン』*5
・榎(えのき)【木】:
*1:季節の一つ「秋(あき)」については 10/20 英語:「ダイエット」=「痩せる」ことではない!? ~「ダイエット」と「diet(ダイエット)」の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*2:「きのこ(茸)」については 6/17 英+理+家:野菜(やさい)に関する英単語 - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*3:日本の貴族の男性がかぶったりした帽子「烏帽子(えぼし)」については 10/20 歴+英:「貴族(きぞく)」は「ヘッドギア」をかぶりますか? ~「烏帽子(えぼし)」と「headgear(ヘッドギア)」の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*4:[「冬(ふゆ)」については 12/15 学習+中2と受験:冬休み・春休みで何ができるかな~プラン - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*5:記事『キノコを表す外国語セブン』については 9/23 生+諸外他:「キノコ(茸)」を表す外国語7つ+α! ~今週の外国語セブン~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。