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今夜は「中秋の名月(ちゅうしゅうのめいげつ)」…「月見(つきみ)」をする夜ということで、
「月見」を名に含む花、「月見草(つきみそう)」の話を。
前置き。
上にも書きましたが、今夜は「中秋の名月(ちゅうしゅうのめいげつ)」ですね。
「月見(つきみ)」…つまり月を見るのが習慣になっていたりして。
ススキやお団子を用意しておられる人も多そうです。
まあ盛り上がっていても、あくまで人間だけのイベント…と思いきや、
「月見」を名に持つ植物、花もあったりします。
それが「月見草(つきみそう)」ですね。
まずWikipediaによれば「月見草(つきみそう)」と呼ばれているものはいくつかあるようで。
例えば「ツキミソウ(月見草)」の名でページに載っていたものは「アカバナ科マツヨイグサ属に属する二年草または多年草」らしいのですが、
他にも「オオマツヨイグサ」、「マツヨイグサ(待宵草)」、「メマツヨイグサ」なども「月見草」と呼ばれたりしているようですね。
色々ありますが、しかしこれらにはある共通した特徴があるようで。
というのもこれらは「夕方に咲いて朝しぼむ」という習性があるらしいです。
それがちょうど「月(つき)」を見るように、あるいは「宵(よい)」、「夜(よる)」を待つように咲くので、これらの名(月見草、待宵草)がついたようです。
まるで「花も月見を楽しんでいる」という風に見えますね。
まあ名前を付けたのは人間なので、花の気持ちは分からないのですが、興味深い習性です。
※
ちなみに月に関しては、「同じ月を見ている」という言いまわしもあったりします。
例えば、誰かと遠く離れたところに行ってしまっても、
空を見れば同じ月を共に見ることができる…という訳ですね。
物理的距離は埋めることはできませんが、互いを近くに感じられる気もします。
今は新型コロナウイルス*1の影響で、集まって「月見パーティ」はしづらそうですが。
でも月見で空を見上げた時、
遠く離れた人と「同じ月を見ている」と思うと、ちょっとほっこりするかもですね。
そして「月見草」も一緒に月を見ていると思うと、さらにちょっと面白いかも?
まあそんな感じで~。