のっぽさんの勉強メモ

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6/24 生+歴他:「チャイム」は「飛鳥時代(あすかじだい)」からありますか? ~「チャイム」と「時報(じほう)」と「水時計(みずどけい)」の話~

 生活+歴史+英語の話ー。
 「古代では『茶位務(ちゃいむ)』と呼ばれていて…」的な話ではありません。


 鐘(かね)*1、また鐘っぽい音の「チャイム(chime)」と、
 古代では似た感じで「時報(じほう)」に使われていたらしい、
 「漏刻(ろうこく)」という「水時計(みずどけい)」の話です。


 体調がイマイチなので簡単に。


 前置き。
 昨日は「ブザー」*2について書きましたので、
 今日はそれに似た言葉、「チャイム」について調べてみました。


 まず「チャイム(chime)」とは、鐘(かね)の音、またはそれに似た音ですね。
(現代では鐘っぽい音は結構「チャイム」と呼ばれるようです)
 例えば学校(がっこう)や会社(かいしゃ)では時間ごとに鳴らされたり、
 または家の玄関(げんかん)の「呼び鈴」がこう呼ばれることもありますね。


 で、「チャイム」の語はカタカナですし、
 「日本に入ってきたのは割と近代かな…?」と思っていたのですが。
 調べてみると、似たものは日本でも古くからあったようです。
 具体的には飛鳥時代(あすかじだい)」くらいから。


 というのも、Wikipediaによりますと。
 日本における時報(じほう)」時間を知らせる合図(あいず)は、
 671年に天智天皇(てんじてんのう)」が製作した「漏刻(ろうこく)」…つまり水時計(みずどけい)」が始めなのだそうです。
 で、これの時刻を知らせるために「鐘(かね)」や「太鼓(たいこ)」を打ち鳴らしたのが、時報の最初だと言われているようですね。
 多分自動(じどう)ではなかったと思うので、水時計を見て、人が鐘を鳴らしていたと思われます。


 もちろん当時はチャイム」とは呼ばれなかった絵少子、
 英語でいうところの「cihme(チャイム)」とも違うかもしれませんが。
 でも現代では「鐘っぽい音」だけで「チャイム」と言われているらしいですし。
 その点上記の水時計システムは、「時間に従って鐘を鳴らしている」分、かなり「チャイム」的と言えるかもしれません。


 そして「天智天皇」は、「飛鳥時代(あすかじだい)」の人物になります。
 なので上記の説に従うならば、
 「『チャイム』(的な時報)は(日本でも)『飛鳥時代』からあった!」と言えるかもですね。


 ちなみに上では日本での例を紹介しましたが。
 水時計日時計は、世界でもっと古くからあったようなので、
 それこそ「チャイム」的な時報も、かなり古くからあったかもですね。


 学校だとチャイムは何度も鳴りますし、特にありがたみはないでしょうが。 
 たまにはその音に耳を澄ませつつ、
 「この『チャイム』的な音は、世界で古くから鳴っていたのかな…」
 なんて想いを馳せてみるのも、面白いかもしれませんね。




 まあそんな感じで~。


◆用語集
・チャイム:
 関連用語:「jingle(ジングル)/チリンチリン」*3


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