のっぽさんの勉強メモ

主に中学の学習内容と、それに絡みそうな色んなネタを扱っています。不定期更新ですー。あ、何か探したいことがある場合は、右の「検索」や記事上のタグやページ右にある「カテゴリー」から関係ある記事が見られたりします。

12/22 社+英:「衛兵(えいへい)」は「牛(うし)」を食べますか? ~イギリスの「ビーフィーター(Beefeater)」の話~

 社会+英語の話ー。
 「衛兵が夜な夜な村の牛を食べていくのじゃ…」的な昔話ではありません。


 イギリスのロンドン塔の衛兵隊、「ヨーマン・ウォーダーズ(The Yeomen Warders)」と、
 その別名「ビーフィーターBeefeater)/牛食い」の話を。


 体調がイマイチなので簡単に。


 前置き。
 もうすぐクリスマス…チキンのイメージもある日ですが。
 肉について考えている間に、
 「ビーフィーター」という語を思い出したので、その話を。


 まずビーフィーターBeefeater)」とは、
 イギリスの「ロンドン塔」の衛兵隊(えいへいたい)の別名ですね。
 つまり「ロンドン塔」という場所を守る人々、という感じです。


 Wikipediaによれば、彼らは正式には「ヨーマン・ウォーダーズ(The Yeomen Warders)」という名前らしいのですが、
 一部では「ビーフィーター」という別名も有名だったりします。
 というのもお酒の一種にビーフィーター・ジン(Beefeater Gin)」というものがありまして、
 そのラベルに上記の衛兵「ビーフィーター」の姿が描かれたりしているからですね。
 ちなみに筆者が「ビーフィーター」の語を知ったのも、このお酒からだったりします。


 では「ビーフィーター」が何を意味するのか?というと、
 「牛食い」…つまり「牛肉食い」などを意味するようです。


 まず英和辞典によれば、
 「beef(ビーフ)」が「牛肉(ぎゅうにく)」、
 「eater(イーター)」が「食べる者」などの意味を持つようです。
 (そして動詞の「eat(イート)」が「食べる」)
 なので「牛肉(beef)を食べる人(eater)」→「ビーフィーターBeefeater)」って感じですね。


 で、彼らがこの名前で呼ばれる理由は、諸説あるようですが。
 Wikipediaや手元の資料によれば、

 ①庶民が牛肉を食べない時代から、食べていたから
 ②給料が高かったから嫉妬されたから

 …などの説があるようです。
 ②の場合は「高級食材の、牛肉食べてる人たち」→「牛食い」みたいな感じですね。


 なので「(ロンドン塔の)『衛兵』は『牛食い(Beefeater)』!」と言えそうですが。
 …「牛肉食い」じゃなくて「牛食い」というと、牛をそのまま食べてそうですね。


 ところで冒頭で述べたように、もうすぐ「クリスマス」な訳で。
 チキンや七面鳥(しちめんちょう)を食べることも多いかと思いますが。


 もし「ロンドン塔の衛兵の方々(Beefeater)」がチキンを食べたなら、
 「『牛食い(Beefeater)』が『チキン』を食べている!」って感じで面白いですね。


 もしクリスマスで「牛肉(beef)」や鳥肉の料理を見たり、
 またはお酒のビーフィーター・ジン(Beefeater Gin)」を見ることがあれば、
 色々思い出してみても面白いかもです。


 まあそんな感じで~。


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