社会+英語+理科の話ー。
顔の下の方に生える毛、「ひげ(髭)」と、
少女のアドバイスに従って、あごひげを生やしたという、
アメリカの「リンカーン大統領」の話を。
前置き。
まず「ひげ(髭)」は、顔の下の方に生える毛のことですね。
主に男性に生える印象ですが、女性も生えることがあるそうです。
この時期ですと、クリスマスの「サンタクロース」が、
顔に豊かなひげを生やしている姿を、よく見る気がしますね。
でもイベントの人物・キャラクターの姿などを別にすると、
普段の日本で「ひげを生やそうぜ!」ということはあまりない気もします。
もちろん個々人によって色々自由かと思うのですが、
むしろCMなどは、「ひげ剃り」や「ひげ脱毛」のものが多い気がしますね。
また頭の髪(かみ)の「発毛剤(はつもうざい)」「育毛剤(いくもうざい)」のCMは見ることがありますが、
「ひげの発毛剤」などのCMは特に見た覚えがない感じです。
なので今の日本だと、「ひげは脱毛するもの」というイメージにもなりそうですが。
でも世界には、逆にひげ無しの状態から「ひげを生やした」人物もいるようです。
それが、アメリカの「リンカーン」大統領ですね。
(以下、敬称略で「リンカーン」と表記させて頂きます)
何でもWikipediaによれば、
リンカーンは1860年アメリカ合衆国大統領選挙において、
ある11歳の少女に「ひげを生やしたほうが良い」とアドバイスされたようで。
それにしたがって、「あごひげ(顎髭)」を生やしたようです。
昔読んだ本だと、見た目のインパクトや強そうに見えるから…的な話だった気がします。
(リンカーンの肖像画を見るに、それまではひげを剃っていたようですね)
この選挙でリンカーンは大統領になっているので、
「ひげ」を生やした効果は、あったのかもしれません。
もしかすると、アドバイスを受けた当時のリンカーンも、
「この選挙、『ひげ』の『発毛』が重要…!」なんて、思っていたかもですね。
※
ちなみにイスラム教・イスラム文化圏においても、ひげに関するルールがあったり、
ひげを生やす文化や風習があったりするようです。
(ただWikipediaによれば、大統領はひげを生やしていなかったり等、必ずしもそうでもない場合もあるようですが)
場所や文化が変われば、ルールや風習も変わるということで。
今の日本で「ひげ脱毛」が流行っていても、
もし未来の日本で「ひげがオシャレ!」となっていたら、
「頑張ってひげの発毛・育毛しなきゃ!」とか、
「サンタクロースみたいに豊かなひげにしたい!」なんてことになるかも?
そう考えると、ちょっと面白いですね。
まあそんな感じで~。
◆用語集
・髭(ひげ):
関連用語:「もみあげ」*1
・口髭(くちひげ):
・顎髭(あごひげ):