生活+英語の話ー。
「ツリーだって髪型を整える時代ですよ!」的な話ではありません。
クリスマスツリーの飾りでも使う紐(ひも)の「モール/braid」と、
それを表す英語「braid(ブレイド)」、
またその他の意味の「三つ編み(みつあみ)」などの話を。
前置き。
もうすぐクリスマスが近づいてきている…ということで。
ツリーに飾られていたりする「モール」を調べてみました。
※
まず「モール」というと、もこもこした紐(ひも)みたいな印象ですね。
この時期だとクリスマスツリーに飾られていたりする、キラキラした紐のイメージです。
(クリスマス以外のパーティなどでも見かける印象ですが)
で、ふと「そういえばモールって何だ?」と思ったので、
和英辞典で調べてみますと。
英語では「モール」ではなく、「braid(ブレイド)」となっていました。
…ちょっと意外ですね。
詳しいことは追記に回しますが、どうやら「モール」は割と日本での呼び方のようです。
ところでこの「braid(ブレイド)」には、ちょっと変わった意味もありまして。
というのも、英和辞典によれば「編んだ紐(ひも)」や「モール」の意味もあるのですが
他にも「三つ編み(みつあみ)」や「おさげ髪」の意味もあるようです。
なので「(クリスマス)ツリーが『モール(braid)』をつけている」というのは、
少し「ツリーも『三つ編み(braid)』をしている!」って感じもしますね。
オシャレしてるみたいで、可愛い気もします。
※
なので、もしツリーに「モール(braid)」を使うことがあったり、
または自分の髪などを「三つ編み(braid)」にすることがあれば。
もう一方の「braid」のことを思い出してみても、ちょっと楽しいかもしれませんね。
まあそんな感じで~。
追記
飾りの「モール」に関してですが、
Wikipediaによればどうやら「シェニール織」というものがあるらしいです。
で、昔インドの辺りにあった「ムガル帝国(英語:Mughal Empire)」でもこれに似た織物(おりもの)があって、
これを日本では「モール織」と呼ぶようですね。
また和英辞典やWikipediaによれば「mogol」というポルトガル語があり、
これが「モール」の由来となっているようです。
ただ「モール」と「シェニール織」がそれぞれ、どのタイミングで日本に伝わったのか…等は不明でした。要追加調査ですね。
追記2
ちなみに「ショッピングモール」という語もありますが、
こちらは「mall(モール)」なので、また別の単語のようです。
◆用語集
・モール:
関連記事:『クリスマスに関する英語セブン』*1、『クリスマスを表す外国語セブン』*2、
・三つ編み(みつあみ):
関連用語:「前髪(まえがみ)」*3、「オールバック」
*1:記事『クリスマスに関する英語セブン』については 12/7 英語:「クリスマス」に関する英語7つ+α! ~今週の英語セブン~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*2:記事『クリスマスを表す外国語セブン』については 12/25 社+諸外:「クリスマス」を表す外国語7つ+α! ~今週の外国語セブン~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*3:「前髪(まえがみ)」や「オールバック」については 5/17 生+英他:この「前髪(まえがみ)」は「バン!」って感じですか? ~①「bang(バン)/切り下げた前髪」と②「bang/ドスン、バタン」の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。