音楽+中国語の話―。
クリスマス*1にはまだ早いですが、前から書きたかったネタを。
キリスト教で歌う「賛美歌(さんびか)」*2と、
その中国語訳の一つ「赞美歌(ザンメイガー)」についての話です。
ちょっと体調がすぐれないので簡単に。
(※中国語の発音をテーマにしていますが、批判の意味ではなく興味深い、面白いという感じです。
悪意はないのであしからず。でもご不快に思われましたらすみません)
前置き。
11月も10日になりまして、
だんだん町に「クリスマス」関連のものが増えてきた印象ですが。
その中には「賛美歌(さんびか)」というものもあったりします。
Wkipediaによれば「賛美歌(さんびか)/讃美歌」とは、キリスト教で歌う神様(かみさま)をたたえる(讃える)歌ですね。
クリスマス関連の讃美歌も多く、例えば『きよしこの夜』や『もろびとこぞりて』などがそうであるようです。
これらは日本でも有名な感じですね。
個人的に賛美歌は「高音(こうおん)がきれい」なイメージもあって、
どこか「軽やかな」とか「儚い(はかない)」というイメージもあるのですが。
ただ手元の辞典によれば、「賛美歌」は中国語では「赞美歌(ザンメイガー)」ともいうようです。
…なんだか濁音(だくおん)が多くて、とても強そうですね。
軽やかというよりどっしりしてる感じで、特撮(とくさつ)ヒーロー番組の巨大ロボットにいそうです。賛美歌ロボ、ザンメイガー!
さらに調べてみると、
中国語では「賛美(さんび)する」というのが「赞美(ザンメイ)」、
「歌(うた)」を「歌(グー、グーァ、ガー)」というようで。
それらを合わせて「赞美歌(ザンメイガー)」というわけですね。
なのでクリスマスの賛美歌が好きな方にとっては、
「クリスマスといえば『賛美歌』!」という感じかもですが。
言い換えると「クリスマスといえば『ザンメイガー(赞美歌)』!」とも言えるかもしれません。
巨大ロボットが出てくるみたいで、ちょっと面白いですね。
※
ただネットで中国語の「賛美歌」を調べると
「圣歌(シュングー)」という言葉の方が出てきたりもしました。
なので「赞美歌(ザンメイガー)」の方をどれくらい使うかは不明ですが、
個人的には、その力強い響きがなんだか好きですね。
年末*3になると時間の流れを早く感じたりして、
少し寂しくなることもありますが。
そんな時、「クリスマスには『ザンメイガー(赞美歌)』に会える!」と思ってみると、
ちょっとヒーローものっぽくて、楽しいかもしれませんね。
まあそんな感じで~。
◆用語集
・赞美歌(ザンメイガー)【中国語】:
関連用語:「圣诞(ションタン)/クリスマス」*4、「圣诞节(ションタンツィエ)」
関連記事:『クリスマスを表す外国語セブン』
・圣歌(シュングー)【中国語】:
*1:「クリスマス」については 11/20 英+歴:クリスマス/「Christmas」と「Xmas」の話 ~イエスと十字架~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*2:「賛美歌(さんびか)」や「聖歌(せいか)」については 12/7 英語:「クリスマス」に関わる英語7つ+α! ~今週の英語セブン~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*3:「年末(ねんまつ)」については 11/26 社+学:「年末(ねんまつ)」のニュースは受験に役立つ!? ~「1年の振り返り」ニュースを利用する~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*4:クリスマスなどを意味する中国語「圣诞(ションタン)」や「圣诞节(ションタンツィエ)」、そして記事『クリスマスを表す外国語セブン』については 12/25 社+諸外:「クリスマス」を表す外国語7つ+α! ~今週の外国語セブン~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。