ゲーム+英語+社会の話ー。
「今日のビンゴの景品は、全部豆*1です!」という話ではありません。
縦・横・斜めに数字を揃えるゲーム『ビンゴ(Bingo)』と、
その前にあったというゲーム『ビーノ(Beano)』、
そして英語の「bean(ビーン)/豆(まめ)」の話を。
前置き。
明日は「クリスマスイブ」…ということで、
クリスマスパーティーでもよく遊ばれそうなゲーム、
『ビンゴ』について調べてみました。。
※
まず『ビンゴ(Bingo)』とは、ゲームの一種ですね。
基本的に運任せの、縦・横・斜めに数字を揃えるゲームという感じです。
改めて説明すると、ビンゴ参加者は色んな数字が書かれた「5×5」(縦も横も5マス)のカードを持って、
その後、ランダムに読み上げられていく数字が縦・横・斜めのどこかで1列揃(そろ)ったら勝利…「ビンゴ」という感じですね。
パーティーなどで行われる場合も多く、
早く揃えた人から先に、プレゼントが貰える場合もありますね。
そんな有名な「ビンゴ」ですが、ふと「由来を知らないな…」と思い。
調べてみると意外にも、「豆(まめ)」という語が関わっているようです。
Wikipediaによれば、ビンゴの原型は元々イタリアらしいのですが。
それが変化しながらアメリカに伝わった時、
有効マス(当たったマス)に「豆」を置いていたことから、「ビーノ(Beano)」なんて呼ばれていたそうです。
(英語の「豆/bean(ビーン)」と関係していると思われます)
で、「ビーノ」に勝った時は「ビーノ」と宣言すべきらしいんですが。
ある時、間違えて「ビンゴ」と言った人がいたらしく。
その友人の「エドウィン・ロウ」という人物がその言葉を使いつつ、「ビンゴ」として商品化したようです。
なのでビンゴの直前が「豆」を使った「ビーノ」であることを思うと、
「『ビンゴ』(の歴史)といえば『豆』(も重要)!」なんて言えるかもですね。
もし「豆(bean)」を使っていなかったら、違う名前になっていたかもですし。
※
さて、明日からのクリスマスイブやクリスマスの料理では、
それこそ「豆」を使った料理を見るかもしれません。
残念ながら今は新型コロナウイルス、オミクロン株の話もありますので、
「クリスマスに『ビンゴ(Bingo)』パーティやろうぜ!」とは言いにくいですが。
代わりにどこかで「豆(bean)」の料理でも見ることがあれば、
パーティーっぽく『ビーノ(Beano)!』なんて言ってみても、面白いかも?
まあそんな感じで~。
◆用語集
・ビンゴ:
関連用語:「くじ(籤)」*2、「波乱(はらん)」*3、「めでたい」*4
関連記事:『豆を表す外国語セブン』*5
*1:「豆(まめ)」については 2/3 国+歴:豆(まめ)は「魔目(まめ)」で「魔滅(まめ)」ですか!? ~「節分(せつぶん)の話」~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*2:「くじ(籤)」については 10/27 歴+国:「くじ(籤)」は「錐(きり)」で「突く(つく)」ものですか? ~江戸時代のくじ「富突き(とみつき)」の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*3:「波乱(はらん)」については 12/14 国+こころ他:「人生(じんせい)」に「波瀾(はらん)」は付きものですか? ~「波瀾」と「波乱(はらん)」の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*4:「めでたい」については 2/2 国+社他:「めでたい」ことは「かわいい」ことですか? ~「愛でたい(めでたい)」や「愛でる(めでる)/かわいがる」の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*5:記事『豆を表す外国語セブン』については 2/3 生+諸外他:「豆(まめ)」を表す外国語7つ+α! ~今週の外国語セブン~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。