のっぽさんの勉強メモ

主に中学の学習内容と、それに絡みそうな色んなネタを扱っています。不定期更新ですー。あ、何か探したいことがある場合は、右の「検索」や記事上のタグやページ右にある「カテゴリー」から関係ある記事が見られたりします。

6/5 国+理:「金銀」で「文字」は作れますか? ~「箔(はく)」と「箔押し(はくおし)」の話~

 国語+理科の話ー。
 最初からネタバレすると、作れます。そう、「箔押し」ならね。


 というわけで金や銀の「箔(はく)」を使って印刷(いんさつ)などをする、
 「箔押し(はくおし)」という技術についての話です。



 前置き。
 筆者がネットを見ている中で、「箱推し(はこおし)」*1という言葉を目にしまして。
 (これは過去記事でも書きましたが、アイドルや芸能人などをグループごと応援することですね)

 で、その「箱推し(はこおし)」という響きから、また別の単語「箔押し(はくおし)」を連想したので、そちらの話を。
 …割と箱推し関係なかったですね、すみません。


 ともあれ、そもそも「箔(はく)」というのは何か、と言うと
 「金属(きんぞく)を叩いて、紙のように薄く伸ばしたもの」のことですね。
 例えば「金箔(きんぱく)」、「銀箔(ぎんぱく)」、「アルミ箔(アルミはく)」があったりします。
 時々、金箔は上等な料理とかスイーツの上に散らしてあったりするので、意外と見たことがあるかもしれません。
 あと「ネイル」でも使ったりするみたいです。


 で、「箔押し(はくおし)」というのは印刷技術の一つで、
 金や銀などの金属などを熱して張り付ける・印刷することですね。
 ざっくり言うと上に書いた「箔(はく)」とか「金箔」とかを張り付ける感じです。


 例えば、上等な本*2・アルバムの表紙(ひょうし)*3に金や銀で文字が書いてあることがありますが、
 それは「箔押し」で行われている可能性もあるわけですね。
 (※もちろん金っぽく見せた印刷方法の可能性もあります)


 筆者なんかはキラキラした上等なもの・製品などを見ると、
 「何かよくわからんけどすごいなー」とか「どうやってできてるのか分からん」とだけ思ってましたが、
 今回、「箔押し」を知れたことで、ちょっとだけメカニズムがわかりました。ちょっとだけ進歩。


 みなさまも今度、金色・銀色に光る文字や、物を見つけた時、
 「これは『箔押し』か、それともまた他の技術で作ったものか?」
 なんて考えてみても、面白いかも知れませんね。


 まあそんな感じで~。




追記
 「箔」に関しては「箔(はく)がつく」という言葉もあります。
 これは「上等に見える」とか「価値が増して見える」、「貫禄(かんろく)が出る」みたいな意味ですね。
 金箔を貼ると、物はより上等に見えたりするので、そのイメージかと思われます。
 例えば誰かが「難しい大学を出た」「○○の賞をとった」とかは信頼感(あるいは期待)を高めてくれる感じもしますね。

 ただ「箔がつく」と悪い場合、というのもあるかもしれません。

 例えば「有名人を親に持つ子ども」は、「親を知っている人から良くしてもらえる」かもしれませんが、
 一方で「親に比べて大したことない」と言われる可能性もあるかもしれません。
 この時、「箔がついていた」ことは、ボーナスというより「ハードル」になってしまいますね。

 とすれば、ただ色んな「箔」をつけようとするだけでは、逆にハードルが高くなってしまう可能性もあるかと。
 人は「ギャップ(差)」に反応する、というところもあるかと思います。
 とすれば貼った「箔」(外側)と「自分」(中身)があまりにも違うと、かえってその分「がっかり」されてしまうかもしれません。
 (自分も評判に見合おうと努力をする可能性はありますが、結果が出るまでには時間がかかりそうですね)

 だから自分にとって大事なものは何か、あったら便利な「箔」は何か?
 そういうことを考えてみても、面白いかもしれませんね。



追記2
 アメリカなどでは熱転写技術(ねつてんしゃぎじゅつ)…熱を使って文字や図を写す技術を、
 「ホットスタンピング(hot stamping)」というそうです。
 今回紹介した「箔押し」もその中に入るとされるみたいですね。



◆用語集
・「そう、箔押しならね」:
 米Apple社製スマートフォンiPhone」に絡んだ「そう、iPhoneならね」という言葉のパロディ。
 だが調べると公式のCMで使われたことはないそうなので、ネット用語や二次創作語に近いのかもしれない。


・箔(はく):
 ちなみに「金銀糸(きんぎんし)」というものもある。
 関連用語:「めっき」*4、「層(そう)」*5


・金箔(きんぱく):
 金の箔。
 金箔はよく美術品や絵画に使われたりもする。例えば日本でも「狩野派(かのうは)」と呼ばれる人々の作品の一部に、金箔や金色の絵の具が多く使われていたりもするようだ。
 襖(ふすま)や壁(かべ)などに描いた絵を「障壁画(しょうへきが)」というが、金箔とか使ったりして派手に描いた障壁画の一部は「濃絵(だみえ)」と呼ばれたようだ。

・アルミ箔(アルミはく):
 アルミニウムで作った箔。
 英語では「aluminium foil(アルミニウム・フォイル)」。
 ぶっちゃけ家庭でもおなじみ「アルミホイル」なのだが、「アルミホイル」の方は和製英語らしい。
 あとこれが「銀紙(ぎんがみ)」と呼ばれたりすることもあるらしいが、正しい「銀紙」は紙の裏にアルミ箔を裏打ち(うらうち)…つまり裏に貼ったものらしい。


・金銀糸(きんぎんし):
 金色や銀色の糸。金糸(きんし)や銀糸(ぎんし)。
 実は作り方は様々なようだ。
 Wikipediaによれば、漆(うるし)などで金箔(きんぱく)を和紙(わし)に貼り付け、糸状に切ったものを「平金糸(ひらきんし)」・「平箔(ひらはく)」・「箔糸(はくいと)」などというらしい。ちなみにそれ以外の糸を芯に金箔や「フィルム」などを巻きつけたものは「撚金糸(よりきんし)」。
 またWikipediaによれば古代の日本では、金の薄い板自体を加工して金糸を作っていたようだ。なかなか大変そう。



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