のっぽさんの勉強メモ

主に中学の学習内容と、それに絡みそうな色んなネタを扱っています。不定期更新ですー。あ、何か探したいことがある場合は、右の「検索」や記事上のタグやページ右にある「カテゴリー」から関係ある記事が見られたりします。

10/8 国+生:「勲章(くんしょう)」と「燻製(くんせい)」のあいだ! ~「熏(くん)」についての話~

 国語の話ー。
 別に勲章(くんしょう)を燻製にするわけではありません。


 記念などでもらう「勲章(くんしょう)」と食べ物の「燻製(くんせい)」、
 そして両者に関する「熏(くん)」という字についての話です。



 前置き。
 ちょっと「勲章(くんしょう)」というものについて調べものをしている時、
 ふと「燻製(くんせい)という言葉と似ているなあ」と思ったので調べてみました。


 まず「勲章(くんしょう)」というと、国などからもらう記念のしるしですね。
 ざっくり言うと、偉いことやすごいことをして、誰かからもらう感じです。記念アイテムみたいな。
 形は様々ですが、胸につけたり、あとはメダルを首から下げたりするイメージですね。
 (なのでオリンピックの金メダルなどは勲章みたいな感じかもしれません。)
 また昔の軍隊などでよくもらっているイメージです。


 で、「燻製(くんせい)」というのは食べ物を燻(いぶ)す…つまり煙(けむり)にさらすことですね。
 食べ物を何かで釣っておいて、下で木とかを燃やして、煙にさらす感じです。
 これで食べ物を保存しやすくなったり、独特の風味(ふうみ)を付けたりできるそうです。
 テレビCMとかやスーパーの商品でも「燻製ウィンナー」とかありますね。


 …でもよくよく考えてみると「勲章(くんしょう)」と「燻製(くんせい)」の「くん」の字はちょっと違いますね。
 「勲章」は「勲(くん)」で、「燻製」は「燻(くん)」。
 似てるといってもかかわりはないか…と途中で思ったのですが。


 でも実は、漢和辞典を調べてみたら、「熏(くん)」という字がありました。
 これは「くすぶる」とか「けぶる」とか、「煙をたたせる」とか、煙関係の意味が多いようです。
 またちょうど「燻製」の「燻」の右側の字でもありすね。


 しかも勲章の「勲」も元々は「勳」という字であり、左側はこの「熏(くん)」という字だったようです。

 「勳」という字については、手元の『新選 漢和辞典』によれば
 「けむりのにおいが立ち込めることに力を加えて、りっぱなしごと、『いさお』の意味になったらしいです。

 これが単に「煙が強そう」という話が、または「噂が煙のように立つ様子」か、
 それとも直接的に「戦争で相手の陣地を焼いたりした後の煙」なのかはわかりませんが…。
 とりあえずは「熏(くん)」という字にかかわりがあるようですね。


 なので、「勲章」(勳章)と「燻製」のあいだには、実は「熏(くん)」という字があったわけですね。
 物としてはお互いけっこう違うものなので、面白い感じがします。


 今回は見た目が似たものを探ったとはいえ、割と偶然当たった感じですが、
 他にも裏でつながりのある言葉はありそうです。

 見た目や響きの似た熟語・漢字を調べてみると、また面白いことがわかるかもしれませんね。




 まあそんな感じで~。





追記
 ちなみに熏(くん)に関するものには「薫(くん)」という漢字もあります。
 (熏の上に「くさへん」をつけた感じです)
 こちらの字が「燻製」に使われ「薫製」とされることもあるようですね。

 また薫(くん)という字は「薫(かお)る)」とも読み、いい香り、匂いがする意味も持ちます。
 例えば「薫風(くんぷう)」という言葉もあったり。
 まあ「薫(かおる)」という読みで人名に使われることもありますね。



◆用語集
・勲章(くんしょう):
 関連用語:「ガーター勲章*1、「人間国宝(にんげんこくほう)」*2


・燻製(くんせい):
 関連用語:「スモーク塩」*3、「生(なま)」*4、「チーズ」*5、「焼肉(やきにく)」*6


・煙(けむり):
 何かを燃やした時に出る気体。白かったり黒かったりする。
 英語では「smoke(スモーク)」。
 関連用語:「光化学スモッグ*7



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