生活+社会+ゲームの話ー。
タイトルはほぼ出オチのダジャレです、すみません。
小麦粉の塊(かたまり)を煮た料理「水団(すいとん)」と、
忍術(にんじゅつ)の一つ、「水遁(すいとん)」についての話を。
予定があるので簡単に。
前置き。
昨日は忍術の「○遁(○とん)」等について書きましたが、
その中には「水遁(すいとん)」というものもあったりします。
これは水(みず)を利用して逃げたり、マンガとかだと水で攻撃する技ですね。
Wikipediaによれば池(いけ)に潜ったり、石を水に落として音を立てたりすること、などを指すようです。
ところで、「すいとん」という名前では他のものもありまして。
それが料理の「すいとん(水団)」ですね。
Wikipedia等によれば、小麦粉(こむぎこ)の塊(かたまり)を「団子(だんご)」状にして、汁(しる)で煮た料理のようです。
筆者にとっては、何となく昔のイメージがある料理だったのですが、
どうも「すいとん」は戦時中…「太平洋戦争(たいへいようせんそう)」の時に食べられていたみたいなので、そのイメージのようですね。
まあこの「水団」と「水遁」は大きく違うので、
「『すいとん(水団)』は『すいとん(水遁)』と違う!」って感じですが…。
…音で聞いただけだと、かなり分かりにくい感じですね。
どちらを知っているかで、第一イメージが変わりそうです。
※
ちなみに、「すいとん(水団)」には全国で色んな名前があるらしく、
Wikipediaによれば「ひっつみ」や「はっと」などの名前もあるようです。
(中身は少し違ったりもするようなので、「すいとんの仲間」って感じかもですね)
なの普段食べている地域の料理が、実は「すいとん」の仲間だった…ということもあるかもですね。
さて、最近は暑い日も多く、夏バテで食欲を落としがちかもですが。
それでも「水分」多めの料理なら食べやすい…なんてこともあるかもです。
なので、汁の多い「すいとん(水団)」などを食べてみるのもいいかもですね。
上手くいけば十分なエネルギーを取れて、
夏バテからの「水遁(すいとん)/水を使って逃げる術)」にもなるかも?
まあそんな感じで~。
追記
ちなみに「すいとん(水団)」のように、小麦粉を練った団子は「ダンプリング」というらしいです。
Wikipediaによれば、世界中の色んな物がこの分類に入ったりするようですね。
(例えば中国の「餃子(ぎょうざ)」、イタリアの「ニョッキ」など)
そう考えると日本でも世界でも、結構「すいとん」の仲間は多そうです。
◆用語集
・すいとん(水団):
関連用語:「きんとん(金団)」*1、「栗きんとん(栗金団)」
・ダンプリング:
関連用語:「オリーボーレン」*2
*1:「きんとん(金団)」、「栗きんとん(栗金団)」については 7/15 生+国他:「栗きんとん」は「金(きん)の布団(ふとん)」ですか? ~甘い料理「栗きんとん(栗金団)」の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*2:ドーナツの原型とも言われる揚げ菓子、またダンプリングの一種である「オリーボーレン」については 9/12 生+社他:「ドーナツ」に「穴(あな)」は空いてますか? ~「オリーボーレン」と「リングドーナツ」の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。