のっぽさんの勉強メモ

主に中学の学習内容と、それに絡みそうな色んなネタを扱っています。不定期更新ですー。あ、何か探したいことがある場合は、右の「検索」や記事上のタグやページ右にある「カテゴリー」から関係ある記事が見られたりします。

6/5 生+歴他:「羊羹(ようかん)」といえば「スープ」ですか? ~「羊羹」と「羊の羹(あつもの)」の話~

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 生活(家庭科)+歴史+国語の話ー。
 別に「これからの羊羹は全て液体化するべき…!」という話ではありません。


 小豆(あずき)*1を使った和菓子(わがし)「羊羹(ようかん)」と、
 その由来らしい「羊(ひつじ)*2の『羹(あつもの)/スープ*3』」の話です。



 前置き。
 6月は旧暦では「水無月(みなづき)」…ということで。
 ふと和菓子の「水羊羹(みずようかん)」を思い出したので、
 「羊羹(ようかん)」について調べてみました。


 まず「羊羹(ようかん)」とは、和菓子(わがし)の一種ですね。
 小豆(あずき)の餡(あん)を寒天(かんてん)*4で固めたお菓子です。
 外見は分厚かったりして重厚感(じゅうこうかん)があるかもですが、
 「水羊羹(みずようかん)」などは、夏でもよく食べたりしますね。


 で、そんな「羊羹」は「羹(かん)」の字が特に難しい感じですが。
 実はこれには「スープ」が関わっているようです。


 というのもWikipediaによれば
 羊羹は元々「羊の羹(あつもの)」…つまりは「羊の肉を煮たスープ」の類であったようです。
 (「羹(あつもの)」とは、スープや「吸い物」を表す語ですね)


 細かい流れとしては、Wikipediaによれば

①「羊羹」(羊肉のスープ)は鎌倉時代から室町時代に、禅僧(ぜんそう)によって日本に伝えられた
 (「禅僧(ぜんそう)」は禅宗のお坊さん、「禅宗(ぜんしゅう)」は仏教(ぶっきょう)の一派ですね)
②でも禅宗(ぜんしゅう)では肉を食べちゃいけなかった
③そこで羊肉の代わりに「小豆(あずき)」を使った


 …ということみたいです。
 (※羊肉の代わりに小豆を使った理由は、追記で考察します)

 
 なので元々の意味を考えると、
 「『羊羹』といえば『(羊肉の)スープ(羹)』!」と言えるかもですね。
 …かなり甘そうじゃなくなりましたが。


 まあ夏の「羊肉のスープ」はなかなか暑そうですが。
 でも夏でもクーラーで体が冷えることはあるので、
 そういう時に食べるのは良いかもしれませんね。
 羊肉は体を温める効果があるようですし。


 なので、甘い物が欲しい時は「羊羹(ようかん)」を食べ、
 冷えた時は「羊羹(羊肉のスープ)」を食べるのもアリかも?
 もしかしたら2つの「羊羹」が、生活を少し楽しくしてくれるかもですね。




 まあそんな感じで~。





追記 (※ちょっと内臓ネタを含むので注意)

 本文では和菓子の「羊羹」が成立する過程について、
 「羊肉の代わりに小豆を使った」話を書きましたが。
 でも「何故小豆を使ったのか」は、今回調べた中では不明でした。

 ただ国語辞典によれば,羊羹は「羊の肝(きも)の形に似せた小豆の蒸し物を羹に入れたのが原形」という話もありました。
 またWikipediaによれば羊羹は、唐代に「重陽節句」に作っていた「羊肝餅」に由来するという説もありました。
 なので小豆の形が何となく「羊の肝」…肝臓(かんぞう)や内臓(ないぞう)に似ているとみられた、というのはあるかもしれません。

 ちなみに「インゲンマメ」系が「キドニービーンズ(Kidney bean)」と呼ばれることもありますが、「kidney(キドニー)」とは「腎臓(じんぞう)」のことだったりします。
 「体の臓器、なんか豆に似てるかも…」ということを、世界で色んな人が思ったのかもですね。



◆用語集
・羊羹(ようかん)【和菓子】:
 関連用語:「菓子(かし)」*5、「錦玉羹(きんぎょくかん)」*6、「琥珀羹(こはくかん)」、「金玉羹(きんぎょくかん)」
 関連記事:『お菓子を表す外国語セブン』


・羹(あつもの):
 スープやお吸い物を表す言葉。漢字が難しい。
 ちなみに「羮に懲(こ)りて膾(なます)を吹く」ということわざもある。




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