英語+国語の話ー。
日本では銀行(ぎんこう)のイメージもある語「バンク」に、
実は色々対応する英語があるかも…という話です。
体調がイマイチなので簡単に。
前置き。
当ブログ、この頃「バンク」や「バンカー」絡みの記事をよく書いておりますが
調べてみると、「バンク」という響きの英語だけで複数あったりするようです。
具体的には以下の4つですね。
①bank(バンク):
「(川や湖などの)土手(どて)」、「堤(つつみ)」、「盛り土」
「バンク/道路の湾曲部の外側を高くした斜面」
(雪が溜まったところは「snow bank(スノー・バンク)」なんて言ったりするようです。
あと道路関連の「バンク」は、レースゲームなどで聞く気もします)
②bank(バンク):
「銀行(ぎんこう)」、「貯蔵所(ちょぞうしょ)」
(「データバンク」などというように、お金以外の物を扱う場合もあります)
③bank(バンク):
「(ピアノの)キーの列」、「(物の)一列」
④bunk(バンク):
「(船や列車内の)寝棚(ねだな?)」、「寝台(しんだい)」
(子供用二段ベッドは「bunk bed(バンク・ベッド)」というらしいです)
…って感じみたいですね。
単語の中でも意味が色々あったりするのに、大きな分類だけで4つに分かれています。
正確に言えば④の「bunk」の発音記号は①~③と違うみたいですが、
「bunk」と途中まで発音が一緒の「bunker(バンカー)」が、
日本のカタカナ語だと「バンカー」と訳されている感じです。
なので「bunk」も日本だと「バンク」となりそうですね。
※
日本だと「バンク=銀行!」のイメージで済むことも多いかもですが、
海外に行く時は、ちょっと注意した方がいいかもしれませんね。
まあそんな感じで~。
追記
ちなみに銀行家(ぎんこうか)、銀行の役員の方を「banker(バンカー)」なんて呼んだりもするようです。
でもカタカナ語だと、昨日のゴルフの「バンカー(bunker)」と見分けがつかないですね。
なのでもし銀行家の方がゴルフをする時は、
「バンカー(banker)がバンカー(bunker)に入れてしまった!」なんてこともあるかもです。
ややこしいですが、ちょっと面白いですね。
◆用語集
・バンク:
・土手(どて):
関連用語:「土居(どい)」*1
*1:「土居(どい)」については 4/8 国+社他:「芝居(しばい)」の「芝(しば)」って何ですか? ~「客席(きゃくせき)」と「芝(しば)」の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。