英語+理科の話ー。
「迅速(じんそく)な」等の意味を持つ英語「swift(スウィフト)」と、
その別の意味「アマツバメ」の話を。
遅くなってしまったので簡単に。
前置き。
ロシアがウクライナ侵攻に関して、
ロシアの一部銀行が「SWIFT(スウィフト)」から外される…というニュースを聞きました。
で、この「スウィフト」に似た響きを別の所で聞いたことがあるな…と思い。
英和辞典で調べてみました。
どうも英語の「swift(スウィフト)」は、「迅速(じんそく)な」、「すばやい(素早い)」、「即座(そくざ)の」などの意味を持っているようです。
ざっくり言うと「(速度が)速い」、「(動くタイミングが)早い」って感じですね。
また同じく「速い」の意味を持つ「fast(ファスト)」や「quick(クイック)」より固い語のようです。
ちなみに英和辞典によれば
「swift(スウィフト)」は鳥の「アマツバメ」の意味も持っているようです。
(Wikipediaによればアマツバメは「Pacific swift(パシフィック・スウィフト)」ともいうようです)
このアマツバメはツバメの一種であり、
Wikipediaによれば、飛行速度は「106MPH(169km/h)に達することもあり、鳥類の中でも最速の部類」とのこと。
「swift」の語が先にあったのか、アマツバメから「swift」の語が出来たのかは不明ですが。
「『アマツバメ(swift)』はまさに『迅速な(swift)』鳥!」と考えると、
速さの象徴みたいな感じもして、格好良いですね。
まあそんな感じで~。
追記
ところで冒頭で挙げた「SWIFT」は、
Wikipediaによれば、「国際銀行間通信協会(こくさいぎんこうかんつうしんきょうかい)」…、
英語:の「Society for Worldwide Interbank Financial Telecommunication(ソサエティ・フォア・ワールドワイド・インターバンク・ファイナンシャル・テレコミュニケーション)」の略だそうです。
筆者も初めて知った語なので、少しメモっておきます。
冒頭で述べた「ロシアの銀行をSWIFTから外す」話ですが、
筆者はその前のニュースで、「行動に移される可能性は低い」というものも見ていました。
なので今回「SWIFTから外す」手段が実際にとられたことに、少し驚いています。
追記2
ちなみに日本の自動車で「スイフト(SWIFT)」というものがあります。
「迅速な(swift)」という意味かと思いきや、
Wikipediaによれば、アメリカの「スウィフト・エンジニアリング(Swift Engineering Inc.)」という会社が関わっていたりするようですね。