理科+社会の話ー。
ニュージーランドの飛べないオウム、「カカボ」の話を。
遅くなってしまったので簡単に。
前置き。
今日は2月14日の「バレンタインデー」ですが、
チョコやカカオを調べても関係するテーマが思い浮かばなかったので、
鳥の「カカボ」というものについて調べてみることにしました。
※
まず「カカボ(マオリ語: kākāpō)」とは、オウムの一種ですね。
Wikipediaによれば「フクロウオウム(梟鸚鵡)」といい、
ニュージーランド固有の、夜行性オウムの一種らしいです。
そもそも「カカボ」というのが、現地のマオリ語で「夜のオウム」という意味らしいですね。
で、とりあえず調べてみたこの「カカボ」ですが、色々特徴があるようでして。
例えば
・「夜のオウム」というように、夜行性
・世界で唯一の「飛べないオウム」らしい
・最も体重が重たいオウムらしい
・「レック」という繁殖法(はんしょくほう)をもつらしい
(他の鳥のようにメスを追いかけ回すのではなく、専用の場所を用意して来てもらい、そこでオス同士がパフォーマンスで争う)
・世界で最も長生きするオウムかもしれないらしい
…って感じですね。
色々濃い特徴を持っている感じがします。
(個人的には「フクロウオウム」という名前も、「フクロウ*1なのかオウムなのか…」という感じもします)
ちなみにカカボの見た目はとても丸っこいです。…飛べない理由の一因っぽいですね。
「飛べない鳥」は結構いるので、
仮に「『飛べない鳥』ってなーんだ?」とクイズを抱いても、答えを一つに絞れなさそうですが。
上記のように「カカボ」は世界で唯一の「飛べないオウム」らしいので、
「『飛べないオウム』ってなーんだ?」とクイズを出したら
「カカボ!」と答えられそうですね。…ちょっと哀しい気もしますが。
※
で、上で「カカボは最も長生きするオウムかもしれない」と書きましたが、
一方でカカボは、絶滅(ぜつめつ)の危機に瀕しているようです。
保護計画のおかげで数は増えたりしているようですが、
Wikipediaによれば、そもそも数を減らしたのが人間のせいっぽいですね。
筆者も何の気なしに調べた語でありますが、
こうやって自分の知らない間に絶滅している動物がいるかも…と思うと寂しい気持ちになりますね。
何にせよ、知らなければ対処もできないかと思われます。
なのでチョコ関係など、どこかで「カカオ」という用語を見たら、
一緒に「カカボ」のことも思い出してみるのも、いいかもですね。
まあそんな感じで~。
*1:鳥の「フクロウ(梟)」については 9/18 理+国他:「ミミズク」に「耳(みみ)」は無いですか? ~「ミミズク」と「羽角(うかく)」と~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。