国語+社会の話ー。
相変わらずややこしいタイトルでお送りしておりますが。
文字(もじ)を書いたりする四角い紙「色紙(しきし)」と、
色(いろ)のついた紙、「色紙(いろがみ)」の話です。
思いつきのネタなので簡単に。
前置き。
まず「色紙(しきし)」というと、何かを書く四角形の紙の印象ですね。
書道(しょどう)の文字や俳句(はいく)などが書かれていたり、
または芸能人(げいのうじん)のサインが書かれていたりもします。
そんな「色紙」ですが、とてもよく似た言葉もあります。
それが「色紙(いろがみ)」ですね。
これは色(いろ)のついた紙であり、「折り紙(おりがみ)」関係でもよく見かける感じのものです。
この2つは漢字としては一緒なので、
「『色紙(しきし)』は『色紙(いろがみ)』と違う!」とも書けるかもですね。
字面としては矛盾っぽくて面白いです。
※
ちなみに「色紙(しきし)」と「色紙(いろがみ)」の漢字が同じ理由は、
今回の調査で不明でした。すみません。
というか、「色紙(いろがみ)」は「色のついた紙」っ感じで分かりやすいのですが、
「色紙(しきし)」の方の由来がイマイチ不明でして。
白い面に文字を書くのに、何故「色」という字が入っているのか…。改めて考えると謎ですね。
普段聞き慣れた言葉なのに気にしてませんでした。反省です。
ともあれ、この辺りを広げると、
「色紙なのに色がついてない!白い!」とも言えそうです。
気になった方は、また由来を「色々」調べてみるのも「面白い」かもですね。
まあそんな感じで~。
追記
ちなみにWikipediaによれば、
「色紙(しきし)」という読みで、「種々の色がついた料紙」の意味を表す場合もあるようです。
こちらは「色」のついた「紙」としての「色紙(しきし)」になりますが…。
記事本文で書いた、色のついてない「色紙(しきし)」と合わせると、なかなかややこしいですね。
◆用語集
・色紙(しきし):
・色紙(いろがみ):
関連用語:「紫(むらさき)」*1
関連記事:『色を表す外国語セブン』*2、
*1:「紫(むらさき)」については 12/7 美+国他:この「ブドウ」は「江戸(えど)」ですか、「京(きょう)」ですか? ~「江戸紫(えどむらさき)」と「京紫(きょうむらさき)」の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*2:記事『色を表す外国語セブン』については 12/9 美+諸外他:「色(いろ)」を表す外国語7つ+α! ~今週の外国語セブン~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。