のっぽさんの勉強メモ

主に中学の学習内容と、それに絡みそうな色んなネタを扱っています。不定期更新ですー。あ、何か探したいことがある場合は、右の「検索」や記事上のタグやページ右にある「カテゴリー」から関係ある記事が見られたりします。

1/22 理+国他:「丸く(まるく)」ない「輪」ってなーんだ? ~花の「一輪(いちりん)」と、花の色んな形の話~

 理科+国語+数学の話ー。
 クイズっぽいですが、サブタイでネタバレしています。


 円形(えんけい)や丸い物を表す漢字、「輪(わ、りん)」と、
 花の数え方「一輪(いちりん)」、そして色んな形の花の話です。


 遅くなってしまったので簡単に。


 前置き。
 昨日「1(いち)」を表す外国語を調べた流れで、
 今日は「一輪(いちりん)」という言葉を調べてみました。


 まず、「輪」という字は、丸い物を表したりする漢字ですね。
 「輪(わ)」「輪(りん)」など複数読み方はありますが、
 どちらにせよ「輪っか」や「一輪車」など、丸いもの、円形のものに関わる印象です。


 ちょっと伸びた形の「楕円(だえん)」はあるにせよ、
 基本的に「丸くない輪」は存在しないようにも思えます。


 ところが、広い意味なら「丸くない輪(わ、りん)」もあると言えるかもしれません。
 というのも花の数え方に、「一輪(いちりん)」があるからですね。


 手元の国語辞典によれば「一輪(いちりん)」は、
 「車輪(しゃりん)」や「花(はな)」など、「全体の輪郭が丸みを帯びている物」の数え方…という感じで書かれていました。


 筆者も最初はそれで納得していたのですが、
 でもよく考えると、「丸くない花」って結構多い気もしますね。


 まず五枚のはなびらの花は、どちらかというと「五芒星(ごぼうせい)」とか「星形(ほしがた)」っぽかたったりしますし。
 以前紹介した「ユキノシタ」のように、下の2枚だけ大きな花もあったりします。
 (はなびらの生え方は、中心からの円形ともいえますが)


 また今回調べてみると「サギソウ(鷺草)」や「ゴクラクチョウカ(ストレリチア)」などのように
 そもそも「鳥(とり)」に似ていると言えるくらい、姿が違う花もあったりするようです。
 (それぞれ鳥の「鷺(さぎ)」や「極楽鳥(ごくらくちょう)」に似ている感じですね)


 どこかで画像を見て頂けると多分分かると思いますが、
 「輪」というよりはかなり「鳥じゃんこれ!」っていう気になる形をしています。


 なのでその意味では、
 「花の『一輪』は、丸くない『輪』(のこともある)!」
 …なんて言えるかもしれません。
 ちょっと矛盾っぽくて面白いですね。


 まあだからといって「一輪という数え方は間違っている!」という訳ではなく、
 単にクイズっぽくて面白いなーとか、花の形面白いな~って話ですね。


 今度あなたがどこかで「一輪」の花でも見ることがあれば、
 「これは丸くて『輪』っぽい!」とか「これはあまり丸くないなー」なんて、
 色々考えてみても面白いかもですね。



 まあそんな感じで~。



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