のっぽさんの勉強メモ

主に中学の学習内容と、それに絡みそうな色んなネタを扱っています。不定期更新ですー。あ、何か探したいことがある場合は、右の「検索」や記事上のタグやページ右にある「カテゴリー」から関係ある記事が見られたりします。

8/8 体+社他:「リング」は「四角(しかく)」で「丸(まる)」ですか? ~四角い「リング」と「ring(リング)/輪・円」の話~

 体育+社会+英語の話ー。
 矛盾(むじゅん)っぽいタイトルでお送りしておりますが。


 ボクシング*1の試合(しあい)などを行う四角い「リング(ring)」と、
 その由来とされる「ring(リング)/輪(わ)、円(えん)」の話です。



 前置き。
 今日は「東京2020オリンピック」の閉会式…、
 ということで、スポーツについて調べていますと。
 ふと「ボクシング」の「リング」が気になったので、調べてみました。


 まずボクシング等の「リング(ring)」は、試合(しあい)を行う場所ですね。
 動ける範囲(はんい)が決まっていて、選手はその中で戦う感じです。
 スポーツや競技によってその形は違いますが、
 ボクシングのリングは四角形で、周りにロープが張ってある感じですね。


 で、ふと思ったのですが、
 英語の「ring(リング)」「輪(わ)」「円(えん)」など、「丸い」物を指す言葉でもあります。
 なのにボクシングの「リング」は丸くなく、「四角」ですね。
 その理由が気になって、調べてみました。


 Wikipediaの「ボクシング」のページによれば、ボクシングの源流は古代ギリシャで、
 その後の古代ローマでは、①床に書かれた「円」で戦うこともあったようです。
 またWikipediaの「リング(格闘技)」のページでは、②観客が選手を「輪」になって観戦していた、という話もあるのだとか。
 これらの説が、現在の「リング(ring)」の由来とされているようですね。


 ここから何故・いつ四角い「リング」になったのかは気になりますが…、
 …今回の調査では不明でした。すみません。要追加調査ですね。
 (四角い方がロープは張りやすそう、ということはあるかもですが)


 でもWikipediaによれば、1743年の「近代ボクシング」のルールブックではまだリングは円形であったとか、
 1912年のイギリスでは円形のリングが使われていたとか、
 アメリカでは1944年に円形リングが登場したとの記述もありました。
 (※Wikipediaの「ボクシング」と「リング(格闘技)」のページ参照)


 なので(古代も含む)ボクシングの歴史では、「丸いリング」の時期は長く、
 逆に「四角いリング」は新しい物なのかもしれませんね。


 上記をまとめると、
 「(ボクシングの)『リング(ring)』は(今は)『四角』で(昔は)『丸(ring)』!」と言えるかもです。
 ちょっと矛盾っぽくて面白い感じがしますね。


 さて、今回は何となく調べてみましたが、
 筆者は今まで「リング」の意味を気にしてきませんでしたね…。反省です。
 英語の「ring」は「輪」などを表すと知っておきながら、
 ボクシングの四角い「リング」はすっかりスルーしておりました。


 まあ由来は知らなくてもスポーツは楽しめるかと思いますが、
 知るとちょっと楽しかったり、勉強になったりするかもです。


 なので例えばあなたが、誰か小さな子に、
 「『リング』って『四角い』のに、なんで『ring』なの?」みたいに聞かれたら。
 「そ、そう決まってるからだよ…」と流してもいいかもですが、
 「そういえば何でだろうね?」なんて、考えてみてもいいかもですね。
 それをきっかけに知識の「輪(ring)」も、「自分の戦える場所(リング)」も広がるかも?



 まあそんな感じで~。




◆用語集
・リング【ボクシング】:
 関連用語:「接近戦(せっきんせん)」*2、「マス」*3




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