のっぽさんの勉強メモ

主に中学の学習内容と、それに絡みそうな色んなネタを扱っています。不定期更新ですー。あ、何か探したいことがある場合は、右の「検索」や記事上のタグやページ右にある「カテゴリー」から関係ある記事が見られたりします。

9/16 理+英:「蒲(がま)」は「尻尾(しっぽ)」で「メイス」ですか? ~「cattail」と「reed mace」の話~

 理科+英語の話ー。
 本日は「敬老の日」ですが、いいネタが思い浮かばなかったのでとりあえず違う話を。


 植物(しょくぶつ)*1の一種である「蒲(がま)」と、
 その英訳の「cattail(キャットテイル)」、「reed mace(リード・メイス)」などの話です。



 前置き。
 昨日「接近戦(せっきんせん)」*2や「白兵戦(はくへいせん)」などの話を書いていて、
 以前見つけた、植物の「がま(蒲)」の英訳を思い出したのでその話を。



 改めて「蒲(がま)」というと、先が黒くて棒のようになった植物ですね。
 茎(くき)*3の部分などは細いのですが、穂(ほ)*4の部分はまとまっています。
 Wikipediaでは「ソーセ-ジ」のようだと書かれていましたが、個人的には「ふがし」とか『うまい棒』みたいな感じもしますね。


 そんな「蒲」の英訳ですが、手元の辞典では「cattail(キャットテイル)」「reed mace(リード・メイス)」となっておりました。


 順々に見ていくと
 「cat(キャット)」は「猫(ねこ)」*5、「tail(テイル)」は「尻尾(しっぽ)」*6ですね。
 なので「cattail」は「猫の尻尾」みたいな意味になります。かわいいですね。


 一方で「reed(リード)」は植物の「葦(あし)」、「mace(メイス)」は武器*7の一種「鎚鉾(つちほこ)」を表します。
 「鎚鉾(つちほこ)」とは鈍器(どんき)の一種で、敵を叩くための武器ですね。主に接近戦(せっきんせん)などで使ったりします。
 ゲームでは「メイス」という名前で出ていることが多いかもしれません。
 なので「reed mace」は「葦のメイス」みたいな意味になります。こちらは強そうですね。


 つまりまとめると、「蒲」は「尻尾」で「メイス」である、と言えるかもしれません。


 多分「蒲(がま)」の先のふくらんだ部分に対して、
 それぞれ違う人が「尻尾っぽい!」とか「メイスっぽい」と思ったのだろうと思いますが…。
 それにしても、雰囲気の違う名前がつけられたものですね。


 「cattail」と「reed mace」、あなたはどちらがお好きでしょうか?
 もしくは、また違う名前がいいでしょうか?
 みんなが使ってくれるかは分かりませんが、自分でまた新しい名前を考えてみる…、というのもいいかもしれませんね。



 まあそんな感じで~。




追記
 ちなみに「がま」という音に関しては他の言葉もあります。
 例えば「ガマガエル」というカエルもいますが、こちらは漢字で書くと「蝦蟇蛙(がまがえる)」なのでまた違う言葉ですね。
 また沖縄の洞窟(どうくつ)や鍾乳洞(しょうにゅうどう)のことを「ガマ」というそうです。


追記2
 ちなみに愛知県には「蒲郡市(がまごおりし)」という市もあるようです。
 濁点が多くて強そうな名前ですね。
 あとなんかポケモンっぽいと思ったら、それはポケモンオニゴーリ」をイメージしていたからでした。ちょっと名前違いますね。



◆用語集 (※人名等、敬称略)
・蒲(がま):
 Wikipediaによれば「ガマ科ガマ属」の多年草(たねんそう)の抽水植物(ゆすいしょくぶつ)。
 英語では「cattail(キャットテイル)」や「reed mace(リード・メイス)」。
 Wikipediaによれば止血(しけつ)作用があるらしく、『古事記』や童話の『因幡の白兎』*8の話で「オオナムチ/のちのオオクニヌシ大国主*9」が傷ついた兎に対し、蒲の穂の上に転がる方法を教えているのはこのためと思われる。
 また穂の部分を火打石(ひうちいし)の「ほくち」として使うこともあったらしい。
 ちなみにWikipediaによれば「蒲の穂」という言葉は「かまぼこ(蒲鉾)」の語源らしい。ただ当時でいう「かまぼこ」は今でいう「ちくわ(竹輪)」*10のようだが。
 蒲の穂のフワッとした部分は、スポーツチャンバラなどのスポンジ竹刀や、テレビ撮影などで使う「収音マイク」の先に似ていなくもない。
 関連人名:「蒲生氏郷(がもう・うじさと)」*11


・葦(あし):
 ちなみに葦の芽(め)については「葦牙(あしかび)」という言葉もある。
 「葦」に関しては哲学者「パスカル」の「人間は考える葦である」という言葉も有名。
 また『百人一首』では「夕されば 門田の稲葉 おとづれて 芦のまろやに 秋風ぞ吹く」などの歌も有名。
 ちなみに『日本書紀』によれば「葦原中国(あしはらのなかつくに)」というものがあり、これは現世(げんせ)…この世を指すとされる。


・メイス/鎚鉾(つちほこ):


・鈍器(どんき):
 Wikipediaによれば、刃(は)*12はないが重みのある器具。
 例えば「金槌(かなづち)」や「ハンマー」など。
 だが昔の武器には「モーニングスター」という、棍棒(こんぼう)の先に刃を付けたようなものもあった。
 どうもキリスト教系の聖職者は昔、刃のついた武器を使ってはいけなかったらしいが、一方で凶悪な鈍器はいっぱい存在したりする。
 RPGなどのゲームでも「プリースト」などの聖職者系ジョブが、剣は装備できないのに鈍器は装備できたりするのは、このためと思われる。
 「鈍器ならいいの?」と思わなくもないが、一方で日本の僧兵(そうへい)は薙刀なぎなた*13とか振っていたようなので、何とも言えない。
 関連武器:「ブラックジャック*14
 関連用語:「衝撃(しょうげき)」*15


benkyoumemo.hatenablog.com

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*1:「植物(しょくぶつ)」については 5/15 理+英:食物連鎖/植物さんはプロデューサーだった!? - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*2:「接近戦(せっきんせん)」や「白兵戦(はくへいせん)」については 9/15 英+国:「近接未来(きんせつみらい)」の調べメモ ~あと「近接戦闘(きんせつせんとう)」とかの話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*3:「茎(くき)」については 8/10 英語:「植物(しょくぶつ)」に関する英語7つ! ~今週の英語セブン~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*4:植物の「穂(ほ)」については 9/17 理+英他:揺れる「稲穂(いなほ)」は「ケモミミ」ですか? ~「稲穂」と「ear」の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*5:「猫(ねこ)」については 4/17 国+理:「猫(ねこ)」と「すこ」と「スコティッシュフォールド」の話! - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*6:「尻尾(しっぽ)」については 1/9 英語:素材(そざい)/生物(せいぶつ)系あれこれ - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*7:「武器(ぶき)」や「ハンマー」、「鎚(つち)」については 2/1 英語:英語マシーン2/我が手に来たれ、英語の剣! - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*8:因幡の白兎(いなばのしろうさぎ)」については 11/10 国+理:「サメ」は「ワニ」で「フカ」ですか? ~「鮫(さめ)」と「鰐(わに)」などの話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*9:日本神話の神様「オオクニヌシ大国主)」については 5/10 社会:全国の神様大集合!? ~「護衛艦いずも」と「出雲国(いずものくに)」~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*10:食べ物の「竹輪(ちくわ)」については 5/30 英語:「お餅」はケーキですか? ――はい、「ちくわ」もケーキです - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*11:日本の戦国時代辺りの武将「蒲生氏郷(がもう・うじさと)」については 1/27 歴史:「利休七哲(りきゅうしちてつ)」についてメモ ~千利休の弟子たち~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*12:「刃(は)」については 9/24 生+英:「カッターナイフ」は(英語で)「カッター」ではない!? ~「和製英語」と「英語」の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*13:薙刀なぎなた)」や「ハルバード」については 3/28 歴史:向こうで薙刀(なぎなた)を振っている彼女は、巫女(みこ)さんですか? - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*14:棍棒の一種「ブラックジャック」については 4/29 英語:ブラックジャックと「浦島ジャック」!? ~「ジャック」と「太郎」の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*15:「衝撃(しょうげき)」については 1/6 理科:圧力(あつりょく)/点・線・面と、物理攻撃の話! - のっぽさんの勉強メモ を参照。