社会+英語+国語の話ー。
ファンタジー的なアイテムの話や、チェーン店の話ではありません。
砂(すな)が積もって丘になった「砂丘(さきゅう)」と、
それに関わる英語「dune(デューン)」などの話を。
「鳥取砂丘(とっとりさきゅう)/Tottori sand dunes」の話も添えて。
前置き。
今日は3月9日…3(さ)・9(きゅう)の日と言うことで、
「砂丘(さきゅう)」という語を調べてみました。
※
まず「砂丘(さきゅう)」とは、砂(すな)が積もって丘(おか)みたいになった地形ですね。
「砂漠(さばく)」と似ていますが、砂漠の方がもう少し広いイメージかもです。
日本にも砂丘はあり、特に鳥取県(とっとりけん)の「鳥取砂丘(とっとりさきゅう)」が有名な印象です。
で、そんな「砂丘」を和英辞典で調べてみると。
英語では①「dune(デューン)」、②「sand dune(サンド・デューン)」、③ 「sandhill(サンドヒル)」などというようです。
この最後の③「sandhill」については、
「sand(サンド)」が「砂(すな)」、
「hill(ヒル)」が「丘(おか)」といった意味なので、
「砂(sand)」+「丘(hill)」→「砂丘(sandhill)」という感じで分かりやすいですね。
一方で少し聞き慣れないのが「dune(デューン)」という語ですが。
これは英和辞典によれば、「砂の小山」や「砂丘」という意味を持つらしいです。
なのでこれだけでも「砂丘」の意味は表せそうですが、
ネットで調べた感じでは、「鳥取砂丘」は「Tottori sand dunes(トットリ・サンド・デューンズ)」と訳されているようですね。
なんだか強そうな感じもします。
ちなみに、昔SF小説で『デューン砂の惑星』という作品もあったので、
筆者は「デューン」と聞くと「なんかすごそう…強そう」なんて思ったりします。
なので「『鳥取』には『デューン(砂丘)』がある…!」と考えてみると、
「鳥取県がSF的にすごいことに…!?」みたいな気分にもなって面白いですね。
※
ちなみにWikipediaによれば、
鳥取砂丘は国の「天然記念物」や「日本の地質百選」に選ばれているようです。
また観光可能な砂丘としては最大級だったり、
鳥取県のシンボルの一つだったりするらしいので、影響力も大きそうです。
今回は「砂丘(dune)」という語で少し謎めかせてみましたが。
わざわざSF的な不思議パワーをほのめかさなくても、
「鳥取砂丘(Tottori sand dunes)」はものすごい力を持っている…のかも?
まあそんな感じで~。
◆用語集
・砂丘(さきゅう):
関連用語:「砂浜(すなはま)」*1
*1:「砂浜(すなはま)」については 7/29 社+諸外:「砂浜(すなはま)」を表す外国語7つ+α! ~今週の外国語セブン~ - のっぽさんの勉強メモを参照。