生活+英語+理科+社会(歴史)+学習の話ー。
砂糖の原料になる植物「サトウキビ(sugar cane)」と、
杖(つえ)*1やムチ(鞭)の意味を持つ語「cane(ケイン)」の話を。
体調がイマイチなので簡単に。
前置き。
今日は3月10日…3(さ)・10(とう)の日ということで、
植物の「サトウキビ」の話を。
※
まず「サトウキビ(砂糖黍)」は、砂糖(さとう)の原料になる植物ですね。
Wikipediaによれば「イネ科サトウキビ属」の植物らしいです。
なんとなく、日本では沖縄県などに生えているイメージもあり、
サトウキビをそのままかじって、甘みを楽しむ…的な話も聞いたことがある気がします。
そんな「サトウキビ」を和英辞典で調べてみると。
英語では「sugar cane(シュガー・ケイン)」というようですね。
何となく格好良い名前だな…と思いつつ、英和辞典も調べてみると、
「cane(ケイン)」には「サトウキビ」の意味以外にも、
「茎(くき)」、「杖(つえ)」や「ムチ(鞭)」などの意味もあるようです。
杖は種類にもよりますが、サトウキビもムチも細長い感じですし、
「cane」は全体的に細長いイメージなのかもですね。
しかしそう考えて「sugar cane(サトウキビ)」という語を見ると、
少し「『サトウキビ(sugar cane)』は『砂糖(sugar)の杖(cane)』ですか?」とも見えますね。
ファンタジーに出てくる、魔法のアイテムっぽいです。
※
ちなみに上ではちょっと略しましたが、
英和辞典によれば「cane」には「体罰(たいばつ)用のムチ」や「生徒をムチで叩く」という意味があるようです。
日本史・世界史を見ると、昔は教育現場でよく体罰は行われていたようなので、
その意識が関係している感じがしますね。
しかし今の日本では、体罰は禁じられている訳で。
「アメ(飴)とムチ」なんて言葉もありますが、
基本的に「ムチ(cane)」には出番はなく、
アメやアメのように甘い「サトウキビ(sugar cane)」の方にのみ、出番があるのかもですね。
まあそんな感じで~。
追記
ちなみにクリスマスによく見る、「紅白の飴(あめ)の杖」は
「candy cane(キャンディー・ケイン)」というようです。
本文で紹介した、「杖」としての「cane」に絡む感じですね。
◆用語集
・サトウキビ:
・cane(ケイン):
*1:「杖(つえ)」については 2/1 英語:英語マシーン2/我が手に来たれ、英語の剣! - のっぽさんの勉強メモ を参照。