のっぽさんの勉強メモ

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3/26 社+英:「西洋(せいよう)」と「西(にし)」は違いますか? ~「the West」と「(the) west」の話~

 社会+英語の話ー。


 「西洋(せいよう)」という言葉と、
 方角の「西(にし)」の話を。
 (内容としては昨日のメモの延長になります)


 体調がイマイチなので簡単に。



 前置き。
 昨日「西(にし)」について書いた流れで、
 「西洋(せいよう)」という語が気になったので、調べてみました。


 まず日本で「西洋(せいよう)」というと、ヨーロッパやアメリカなどを指すイメージですね。
 例えば「西洋料理」とか「西洋諸国」と言ったりする感じです。
 「西洋風」は「洋風(ようふう)」なんて略されることも多いですね。


 で、ふと和英辞典を調べてみると、
 「西洋(せいよう)」は「the West(ザ・ウェスト)」「the Occident(ジ・オクシデント)」となっておりました。


 「west(ウェスト)」というと、方角の「西(にし)」のことなのですが、
 (そしてこちらも「the west」と書いたりもするようですが)
 昨日も少し書いたように、日本の「西(west)」には色んな国があったりします。
 韓国とか中国、またヨーロッパまでの間にも色々な国がありますね。
 でもそれらの国は西洋とは呼ばれない感じです。


 もちろん「the West」と、「he」がついていて「W」が大文字なので、
 ただの「西」ではなく、固有名詞的な「西洋文化」なども表していると思われますが。
 でも、西洋に含まれる「アメリカ」は、やはり日本から見ると、西より「東」にある気がするので、
 どことなく食い違っているような気もしますね。


 そう考えると、
 「『西洋(the West)』と(方角としての)『西(the west)』は違う!」なんて言えるかもですね。
 

 ある意味当たり前のことを書いた気もしますが。


 しかし例えば、皆さまが自分より年下の「子ども」から、
 「『西洋』と『西』ってどう違うの?」とか、
 「『西洋』って『西』の『海(洋)』のことじゃないの?」
 …なんて聞かれた時、ちゃんと説明できるでしょうか? 
 (ちなみに筆者の場合、とっさにはできなさそうですね)

 
 まあもちろん説明できなくてもいいかもですが。
 「西」も「西洋」も普段からよく使う言葉なので、
 ちょっと調べてみると、意外と勉強になって良いかもですね。



 まあそんな感じで~。




追記
 国語辞典も調べてみると、
 「西洋」とは「(先進国としての)欧米諸国(おうべいしょこく)」と載っておりました。
 「先進国(せんしんこく)」という明治維新(めいじいしん)や開国の時のイメージもある気がしますね。
 (鎖国していた日本に対して、外国が文明が進んだ国として関わってきたりしたので)

 また「欧米(おうべい)」は「Europe and America(ヨーロッパ・アンド・アメリカ)」、「the West(ザ・ウェスト)」となっておりました。


追記2
 歴史や思想では「西」とか「東」がよく出てきたりしますし、
 また今回のロシア・ウクライナの話にも、「西側諸国」や「東側諸国」などの言葉が関わってくると思われます。



◆用語集
・西洋(せいよう):
 関連記事:『歴史を表す外国語セブン』*1


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