生活+英語+理科の話ー。
「謎の物が添えられてる…!?」と思いきや、割と見慣れた物だったりします。
日本ではよくカレーに添えられてる野菜「ラッキョウ(辣韮)」と、
その英名の1つ「scallion(スカリオン)」の話を。
まず「ラッキョウ(らっきょう、辣韮)」というと、野菜の一種ですね。
Wikipediaによれば「ネギ属」の野菜らしく、
だからか食感(しょっかん)がシャキシャキしているイメージです。
酢漬け(すづけ)にして、カレーに添えられていることも多い印象ですね。
そんな「ラッキョウ」、名前がなんだか可愛い&面白い感じもしますが、
言い換えると、意外と格好いい感じにもなるようです。
というのも、英語にすると「scallion(スカリオン)」ともいうらしいので。
なので「カレーに『ラッキョウ』が添えられている」というのを、
「『カレー』に『スカリオン(ラッキョウ)』が添えられている!」と言い換えられるかもですね。
…「スカリオンの酢漬け」っていうと、何かもうファンタジーっぽいですね。
※
ところで、上記のことには注意も必要でして。
というのも、この「scallion(スカリオン)」をネットで調べると、
「ラッキョウ」だけを指すというより、ネギ系とか、春タマネギなどの野菜を多く指すようでした。
そして「ラッキョウ」もそのまま「rakkyo(ラッキョ)」と書く書き方や、
また別の呼び方をしているケースも見られました。
なので必ず「ラッキョウ」=「scallion(スカリオン)」とはできないかもです。
正否の上に、人によって呼び方が違う問題もありそうですが。
逆に言えば、ラッキョウを色んな風に呼べる…と言えるかもしれません。
今度あなたが「ラッキョウ(scallion、rakkyo、他)」を見ることがあれば
「これにはどんな名前が似合うかな?」なんて考えてみても、面白いかもですね。
まあそんな感じで~。
追記
ちなみにラッキョウの分類(ぶんるい)ですが、
Wikipediaによれば「ヒガンバナ科ネギ属」となっておりました。
というより、ネギ属自体がそもそもヒガンバナ科みたいですね。
(筆者は)ヒガンバナ(彼岸花)には花のイメージしかなかったので、意外でした。
追記2
ちなみにラッキョウと近くて異なる野菜に「エシャロット」があるらしいのですが。
手元の図鑑やWikipediaによれば、
ラッキョウは一時期「エシャロット」という名前で売られていたそうです。
で、本物のエシャロットが輸入されるようになったら、ラッキョウは「エシャレット」という名前で売られるようになったのだとか。
…パチモン(偽物)感がすごい名前ですね。というかそれでも売り続ける根性がすごいです。
ちなみにこの「エシャロット」ですが、
Wikipediaの説の1つに寄ればイスラエルの都市「アスカロン(アシュケロン)」に関係あるのでは、という話もありました。
(ただWikipediaには誤解では?という話も載っていましたが)
そして「アスカロン」というと昔、竜退治の聖人「ゲオルギウス」さんが使ったという武器名でもあったりします。
上記の都市と武器の関係は不明ですが、筆者的にはワクワクする話ですね。