国語+英語+ゲーム*1の話ー。
言葉を壊して(ばらして)新しく作るゲーム、『コワース&ツクール』の話です。
前置き。
ゲーム『マインクラフト』*2では色んなもの(ブロック)を崩して、
手に入れた素材*3から色々新しいものを作ることができます。
好きなように作れるのがいろいろ楽しそうです。
なのでそれを参考にして、色んな言葉を分解して組み合わせるゲームを考えてみました。
☆ゲーム名:『コワース&ツクール』
☆ルール
①まず適当な単語を用意します。
基本何でもいいですが、文字として分解できるものにしましょう。
例えば「あんぱん」とか「トランペット」とか。
ひらがな・カタカナなどを混ぜていいですが、一種類に絞ってもいいかもしれません。
②【コワース】(壊す)
用意した単語を分解(ぶんかい)します。
分解したら、そこに含まれている文字を手に入れられます。
例えば「あんぱん」を分解したら、「あ」と「ぱ」が1つずつ、「ん」が2つ手に入るという感じです。
③【ツクール】(作る)
手に入れた文字を使って、何か言葉が作れるか考えてみましょう。
組み合わせる順番は自由です。
上記の「あんぱん」だと、そのまま「餡(あん)」と「パン」が作れますね(そのままですが)。
そして「トランペット」からは、例えば「虎(とら)」、「蘭(らん)」「ペット」「ペン」「ラット」などが作れそうですね。
④作れた言葉1つにつき1ポイントゲット。
お好みなら、複数の言葉を分解してから組み合わせてもいいです。
…って感じです。
まあいわゆる言葉のクイズで出てきそうなやつですね。
「『カメレオン」という言葉の中に動物は何匹?』という問題で
「カメレオン」と「カメ(亀)」をカウントして「2匹」いるぞ!、みたいな。
(「レオ(獅子*4)」が通るなら3匹ですが)
教科書とかではやたら長い言葉を目にすることがあります。
例えば「男女雇用機会均等法(だんじょこようきかいきんとうほう)」とか、
重要であっても覚えるのにちょっと一苦労ですね。
でもこのゲームであれば、逆に「素材」になりそうな文字をいっぱい含んでいる(上の例なら実に16文字)、ということなので。
1つしか言葉がつかえないルールなら、むしろこういう長い言葉を狙っていくのがいいかもしれません。
たまには言葉の長さを利用して、ちょっと遊んでみてもいいかも?
まあそんな感じで~。
追記
ちなみに英語・英単語を使っても遊べます。
その場合「アルファベット」*5に分解することができます。
短いアルファベットで言葉を作るのは難しいので、こちらの場合は
複数の単語をばらしてから作った方がいいかもしれません。
◆用語集
・トランペット:
金管楽器の一種。
英語では「trumpet(トランペット)」。
Wikipediaによれば語源は貝殻の一種を意味するギリシア語の「strombos」らしい。
関連用語:「楽器(がっき)」*6、「ビューグル」*7、「クラリネット」*8、「ラッパ」*9
*1:「ゲーム」については 3/27 こころの話+体育:不自由(ふじゆう)だからゲームは面白い!? - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*2:ゲーム『マインクラフト』については 12/16 地理:「そこどんな土地(とち)なのさー」って想像する - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*3:「素材(そざい)」については 12/23 英語:ファンタジー/素材(material)の話 - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*4:「獅子(しし)」については 4/4 歴史:二つの「獅子(しし)」の物語! ~「獅子狩文錦(ししかりもんきん)」と「獅子心王(しししんおう)」~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*5:「アルファベット」については 11/30 英語:ローマ字 - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*6:「楽器(がっき)」については 6/6 音楽:「楽器(がっき)の日」の話 - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*7:金管楽器「ビューグル」については 4/18 音+英:踏み出すあなたに「ファンファーレ」! ~華やかな演奏、始めの合図~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*8:木管楽器「クラリネット」については 4/21 音+英:「クラリネット」と「クラビネット」!? ~似た名前の楽器の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*9:楽器の「ラッパ」については 7/8 音+歴他:そういえば「ラッパ(喇叭)」って何ですか? ~「ラッパ」、「ビューグル」、「クレーロン」の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。