のっぽさんの勉強メモ

主に中学の学習内容と、それに絡みそうな色んなネタを扱っています。不定期更新ですー。あ、何か探したいことがある場合は、右の「検索」や記事上のタグやページ右にある「カテゴリー」から関係ある記事が見られたりします。

9/29 英+社:「パン」は「パン」でも「パンデモニウム/伏魔殿(ふくまでん)」!? ~『失楽園(しつらくえん)』と『水滸伝(すいこでん)』~

 英語+社会の話ー。
 「パンデモニウム」や「伏魔殿(ふくまでん)」と言った言葉に関してのメモです。


 前置き。
 以前、「パンはパンでもソルトパン(塩田)」といった記事を書きました。
 「パン」という語が入ってても食べれない(ある意味当然な)わけですが、
 「パン」という字が入ってても、他にも食べられないものはあったりします。
 その一つが「パンデモニウム(pandemonium)」ですね。


 「パンデモニウム」というのは作家「ミルトン」の小説『失楽園(しつらくえん)』に出てくる建物の名前です。
 Wikipediaによると地獄(じごく)の首都(しゅと)みたいですね。
 「パン」とついてますが、食べられる気がしません。


 ちなみにこのパンデモニウムは「伏魔殿(ふくまでん)」や「万魔殿(ばんまでん)」と訳すようなのですが、
 「伏魔殿(ふくまでん)」の方にはまたちょっと違う由来があって、物語の『水滸伝(すいこでん)』*1からとられた言葉だったりします。
 Wikipediaによれば「魔王」が封じられた建物なのだとか。

 つまりある作品『失楽園』に「パンデモニウム」という言葉があって、
 その日本訳語に別の作品にからもってきた「伏魔殿(ふくまでん)」という言葉が当てられたと。
 なかなか大胆ですね。


 ちなみにこの「伏魔殿」という言葉自体は日常でも使えるらしく、
 その時には「陰謀(いんぼう)や悪事(あくじ)などがいっぱい企まれている場所」という意味になるそうです。怖いですね。
 Wikipediaのページにも、政治家の「田中眞紀子(たなか・まきこ)」氏や「石原慎太郎(いしはら・しんたろう)」氏がこの言葉を使ったりされたようです。


 「パンデモニウム」は「パン」として「食えない」だけでなく、
 それどころかうかつに関われば「取って食われる」位の危険な「パン」であるのかもしれません。
 みなさまもどうぞ、物を選ぶときは名前だけでなく、中身にもお気を付けくださいませ。



 まあそんな感じで~。



追記
 パンデモニウムの意味を知っていれば「そんなやべーもんにはかかわらないよ!」と思うかもしれませんが、
 世の中には「パン・オ・ショコラ」というものもありますので、
 「パン・デ・モ・ニウム」と言ったら食べ物っぽくなってしまう気もします。



◆用語集
パンデモニウム
 悪魔(あくま)*2がたくさんいるとされるところ。ミルトンの『失楽園』に出てくる。
 日本語では「伏魔殿(ふくまでん)」、「万魔殿(ばんまでん)」など。
 逆に、神々を祭った「万神殿(ばんしんでん)」という物も存在する。
 ちなみにカードゲーム『遊戯王』には《伏魔殿-悪魔の迷宮-》と、《万魔殿-悪魔の巣窟-》というカードがそれぞれ存在する。
 またゲーム『ファイナルファンタジー』シリーズには、召喚獣(しょうかんじゅう)などとして登場する。
 関連用語:「煉獄(れんごく)」*3

・伏魔殿(ふくまでん):
 中国の物語『水滸伝(すいこでん)』に出てくる建物。
 また上記の「パンデモニウム」の訳語ともなっている。

・万神殿(ばんしんでん)/パンテオン
 色んな神々を祭った神殿。
 Wikipediaによれば「パンテオン」とは「すべての神々」という意味らしい。それが転じて、神殿の名前になったとか。
 古代ギリシア古代ローマには多くあったようだ。
 現在でもギリシャとフランスの「パリ」にあるようである。
 ちなみにカードゲーム『マジック:ザ・ギャザリング』には《万神殿の兵士/Soldier of the Pantheon》や《万神殿の伝令/Herald of the Pantheon》などのカードが存在する。


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