のっぽさんの勉強メモ

主に中学の学習内容と、それに絡みそうな色んなネタを扱っています。不定期更新ですー。あ、何か探したいことがある場合は、右の「検索」や記事上のタグやページ右にある「カテゴリー」から関係ある記事が見られたりします。

11/24 国+歴:「レンガ(煉瓦)」と「煉獄(れんごく)」、「救い」と「努力」

 国語+社会の話ー。
 「レンガ(煉瓦)」と「煉獄(れんごく)」という言葉についての話です。


 「レンガ」というと建築などに使う材料の一種ですね。
 粘土や土などを固めて焼いたものです。ホームセンターなどにも売っていますね。

 そんな「レンガ」は、現在ではカタカナで書かれることが多い印象ですが、
 元々は漢字であり、「煉瓦(れんが)」という字だったりします。
 「煉(れん)」の字が結構難しくて強そうです。
 「練る」とか「焼き固める」「焼いて上質なものにする」などの意味があるそうです。


 ちなみにこの「煉」はキリスト教カトリック)の「煉獄(れんごく)」という言葉にも使われている字だったりします。
 「煉獄(れんごく)」は、ざっくり言うと「天国」と「地獄」の間にある場所らしいです。
 Wikipediaによれば、将来救いは受けられるけど、天国にはまだ行けない魂が行く場所のようで。
 そこで苦しみを受けたりすることで浄化され、救われるそうです。
 その時「清めの火」が用いられたりするそうなので、そこら辺が日本で「煉」の字を当てられた由来っぽいですね。

 この「煉獄」という言葉はカッコいいので日本でもゲームや漫画のタイトルによく使われますね。
 つい「地獄(じごく)」と同じ風に見えもしますが、
 地獄は救いがなく、煉獄の方は努力してればいつか救われるようです。だいぶ違いますね。

 いつか終わるものと、終わらないものには大きな違いがあります。
 ヨーロッパなどの立派なレンガ建築は、最初から完成していたようにも見えますが、そんなことはなく。
 一つ一つは小さなレンガから成っています。
 同じようにたくさんの宿題も、1つ1つは小さな問題です。
 追加されなければ「永遠に続くもの」ではないので、
 「くっ、これもいつか終わる『煉獄』だ…!」と思ってやってみるのもいいかもしれません。


 まあそんな感じで~。




追記
 ちょっとこころの話になりますが、
 人生の中で、努力していて、先が見えない時はあるかもしれません。
 同じことを繰り返して、無駄に思えるかもしれません。
 でもその中で、少しずつ成長していることもあります。
 それはあたかも1個ずつ「煉瓦」を積むようであり、「煉獄」のようであります。
 長く苦しくても、その時間は終わったり、やがて大きな成功につながるかもしれません。

 ところが、今ある問題に対して、ずれたことをやっていると、
 苦しみ自体はいつまでも変わらないこともあり得ます。
 例えば「テストでいい点を取りたい!」と思って寝ずに勉強してても、
 睡眠不足のせいでテスト当日実力が出せない*1とか、テストを受けられないということもあります。
 その場合、「努力しているのに何で!?」と思うかもしれませんが、
 それは方向性がずれているということですね。

 なのでその意味で「努力が必ず報われる」とは限りません。
 過去記事『時に一生懸命にやらないことの大事さ』*2でも少し触れましたが、
 違うところに努力していたら、望んだ結果が得られない可能性はあるわけです。
 そのため、不安になった時にはその努力の「方向性」を確かめるといいかもしれません。
 今自分がやっていることは、どれくらい結果につながっているか?
 目の前の課題は、今の方向性でいつか解決できるものなのか?
 それとも方向転換が必要なものなのか?
 そういうことを考えれば、いらぬ「地獄」に陥らずに済むかもしれませんね。


◆用語集
・煉瓦(れんが):
 土などを焼いたり圧縮したりして固めたもの。
 英語では「brick(ブリック)」。
 関連用語:「アドビ」*3


・煉獄(れんごく):
 キリスト教カトリックにおける、天国と地獄の間の場所。
 救いのための苦しみ(清め)を受ける場所。
 ラテン語では「Purgatorium(プルガトリウム)」。または「プルガトーリオ」。
 ちなみにWikipediaによれば、煉獄での罰などは祈りや善行によって減らせるらしく、
 その中に世界史では有名な「贖宥状(しょくゆうじょう)/免償符」、まあいわゆる「免罪符(めんざいふ)」もあったらしい。
 要は「これを買えば罪が減るよ券」である。
 だがこれが大っぴらに売られて「お金を出せば天国に行ける」雰囲気が出て、
 これを疑問視したルターの「宗教改革」とか「プロテスタント」の誕生につながることになる。
 また現在のプロテスタントは煉獄の存在を認めていないらしい。
 ちなみにお寺や教会にお金や財産をあげることは、基本的に良いことだとする宗教は多い。
 「寄進(きしん)」や「寄付(きふ)」「喜捨(きしゃ)」などがその関連。
 ただその結果、宗教団体が力を持ちすぎてしまったり、腐敗することもある。
 何を正しいとするかは難しいが、日本史の中でも同様の例は沢山あるので、興味があったら調べてみるといいかもしれない。
 …まあそもそも聖徳太子の時代に、仏教を取り入れるかどうかも政治が絡んでたようなので、ある意味最初期からかもしれない。
 卑弥呼の時代は「宗教=政治」みたいなものだったともいえるし。
 ちなみに13世紀の人物「ダンテ」の『神曲』は天国や地獄などをめぐる物語であり、その絡みでも煉獄は有名である。
 またゲーム『Fate/Grand Order』のシナリオ『屍山血河舞台下総国』はその用語を一部参考にしていると思われ、
 ゲーム中には「煉獄」の名を持つ「○○○・プルガトリオ」という人物も登場する。
 またカードゲーム『遊戯王』には《召喚獣プルガトリオ》というモンスターもいる。
 関連用語:「パンデモニウム*4


・ダンテ:1265 - 1321。
 名前は正確には「ダンテ・アリギエーリ」。
 13世紀イタリアの詩人*5であり、作家。
 『神曲(しんきょく)』という作品でとくに有名。
 ちなみにゲーム『モンスターストライク』にも出てくるが女性化している。
 また『デビルメイクライ』というゲームの主人公が「ダンテ」という名前であり、この影響で「ダンテ」で検索するとスタイリッシュな男性画像がよく出てくる。が、こちらは13世紀のダンテさんではない。
 ちなみにカードゲーム『遊戯王』でカード化されてたりもする( 《彼岸の旅人 ダンテ》など)。


・『神曲』:
 ダンテの作品。
 作者であるダンテがギリシャの詩人「ウェルギリウス*6に導かれて、地獄などの場所をめぐる物語。
 ちなみにこの「ウェルギリウス」さんも『遊戯王』においてカード化されていたりする(《彼岸の詩人 ウェルギリウス》)。
 関連用語:「ルシファー」*7、「ケイローン*8、「ミノタウロス*9


・《彼岸の旅人 ダンテ》:
 『遊戯王』のエクシーズモンスター。戦士族。
 もともとの攻撃力は中くらいだが墓地にカードを送ると強くなる、また攻撃した後に守備表示になる、など色々便利かつ面白い効果を持つ。
 …攻撃後にスッと素早い守備をする姿はなんかボクサーっぽい(個人的感想)。戦士族だし。
 当たり前だが実在のダンテさんもこのカードも別にボクサーではないので要注意。
 関連用語:「彼岸(ひがん)」*10


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*1:これに関しては 1/14 学習:入試/1日1回過去問の勧め! ~過去問と『モンハン』の話~ - のっぽさんの勉強メモ の追記も参照。

*2:詳細は 1/15 学習:(時に)「一生懸命やらないこと」の大事さ!? ~配分の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*3:日干しレンガである「アドビ」については 9/25 社+ゲーム:世界の「家」と『マイクラ』の話!? ~手近にある材料とマップ~ - のっぽさんの勉強メモ を参照

*4:パンデモニウム」については 9/29 英+社:「パン」は「パン」でも「パンデモニウム/伏魔殿(ふくまでん)」!? ~『失楽園(しつらくえん)』と『水滸伝(すいこでん)』~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*5:「詩人(しじん)」については 7/2 国語:ジ・オグラ・アンソロジーとポエムズ ~百人一首~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*6:ウェルギリウス」については 2/15 歴+数:「牛の皮」1枚は、「丘」ほど広い!? ~「ディ―ドー」と面積の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*7:「ルシファー」については 12/11 歴史:モンスト、堕天使と西郷さんと作曲家の乱舞 - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*8:ケイローン」については 9/6 英+歴:色んな「demi(デミ)」の話! ~亜人、半神、あとデミグラス~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*9:ミノタウロス」については 2/17 歴史:人の名が土地になりました? ~「エウロパ」、「ヨーロッパ」、そして誘拐事件!?~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*10:「彼岸(ひがん)」については 2/5 理+英:「彼岸花(ひがんばな)」は「アマリリス」で「ハリケーン」ですか? ~彼岸花と色んな呼び名~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。