学習の話ー。
色んな教科に関わる問題を
「コラボ」*1という言葉からとらえてみよう、みたいな話です。
当ブログで何度か扱っているものの延長ですね。
前置き。
11月になり、だんだん受験のシーズンが近づいてきましたね。
色々な問題を勉強している方が多いですが、
その中で、複数の「教科(きょうか)」が関わった問題は嫌だ、という方もおられたりします。
例えば「国語だけど社会の内容を扱っている」とか、
「理科では数学的な知識をよく使う」とかですね。
「何で他の教科のことをやらなければならないんだ!」ということを言っておられる方もいます。
人によって得意・不得意は違うので、問題の範囲が広いのは困りやすいのかもしれません。
でも逆に考えれば、問題の範囲が広いということは、色んなところからヒントをもらえる、ということでもあります。
過去記事の『合体魔法コクスーリエイシャー』でも書きましたが
例えば英語が苦手な方は、「英語100%」の問題は解けないかもしれませんが、
「英語50%、国語50%」の割合の問題なら、解きやすくなるかもしれません。
ゲームとかアニメとかで「コラボ」したものは結構喜ばれている一方で、
勉強だと「コラボ」…教科が合体した問題が喜ばれていることは少ないですね。
(余裕がある時なら、筆者は結構好きなのですが)
ですが、不得意な教科に対して、得意な教科が「コラボ」していることありうるわけです。
また、受験までの時間が少ない場合、その問題を使って複数の教科のことを勉強することもできます。
残り日数などにもよりますが、
「全体的に知識を確認したい」とか、
「苦手な教科へのとっかかりが欲しい」という方は。
コラボ的な問題を探してみるのも手かもしれません。
まあそんな感じで~。
追記
複数教科のコラボに対し、世の中のコラボっぽくキャッチコピーを考えるなら、
「あの…理科と数学がコラボした!?」とか、
「社会、ついに国語の問題に参戦!?続報を待て!」
って感じでしょうか。
「そんなん思う訳ないだろ!」と思うかもしれませんが、
なぜ好きな物とかのコラボは喜べて、勉強のコラボは喜べないのか?と考えると、
①勉強が苦手だからイヤだ ②義務なのがイヤだ
的なことがあるように思います。
実際、勉強は苦手、という方でも、パズルではいろんな要素が入っていたりするのを喜んでやっておられたりしますし。
(それでいて、結構難しい知識を使っていたりもします)
ということは「勉強ではコラボは喜ばれない」というよりは
「好きな教科があれば、嬉しい可能性はある」「気軽にできれば、楽しいかもしれない」
ということが言えるかもしれません。
(あと自分がやろうとするものと、やらされるものでは気分も違いますね)
もちろん、勉強を無理やり好きになれ、という訳では全然ありません。
ただ筆者も、ゲームネタと数学とかをごちゃごちゃつなげるうちに、簡単な数学の計算ならパッとできるようになってきました。
それは中学生の方から立派に「勉強」と言える領域だと思うので、
好きなものに勉強を絡めること自体はできるのかな、と思います。
ただ人によっても好きなものは違うので、工夫は必要ですが。
追記2
ちなみにこの頃(結構前も含め)の筆者が知ったコラボとしては
・ゲーム『グランブルーファンタジー』とアニメの『プリキュア』がコラボ
・バーチャルYoutuber『物述有栖(もののべ・ありす)』さんがが、テレビ番組『世界ニッポン行きたい人応援団』を番組宣伝
とかがなかなか印象的でした。
*1:「コラボ」については 4/26 社+音:色んなコラボの話 ~くまモンとパンダと初音ミク~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。