国語の話ー。誤解を呼びそうなタイトルですが。
テスト*1の時の、国語の現代文(げんだいぶん)*2についての話です。
サボる人にとっては
「現代文難しいだろ!なめんな!」という気分かもしれませんが、まあちょっとお待ちを。
あ、なおサボりを助長したいわけではなく、
「現代文ちょろい」って言ってるわけでもないので、そこはご注意を。
なんでこんなタイトルを書いたかというと、
国語の文章題*3は確かに難しいのですが、
「問題の外で覚えること」が少ない問題でもあるんですね。
もちろん漢字(かんじ)*4とかは覚えなくてはならないのですが、
ここで、他の教科と比べてみましょう。
・英語…単語(たんご)の意味とか文法(ぶんぽう)*5を聞かれる。
→【つまり】単語を知らないと意味が分からず、答えられない事が多い。
・数学…定理(ていり)とかを利用しつつ、計算(けいさん)を行う問題が多い。
→【つまり】定理や「やり方」を知らないと答えられない。
・理科…数学よりは少ないが計算もあり、単語を聞かれる問題が多い。
→【つまり】用語と同時に、計算のやり方を知らないと答えられない。
・社会…用語(ようご)、専門用語(せんもんようご)などの知識を聞かれる。
→【つまり】その知識を知らなければ答えられない。
つまりそれぞれ「問題をやる前に知っておかなればならないこと」が多いのですね。
でないと答えられない、もしくはとても難しくなると。
対して国語現代文は、まだそのレベルがマシなのではないかと思います。
もちろん、漢字問題や古文・漢文は知識が必要です。
でも、現代文では「問題文の中のことを聞かれる」事が多いです。
例えば「問題の下線部について答えよ」「例文から抜き出しなさい」という問題が多く、
あるものを示して、それの中で聞いてくるものが多いように思います。
もちろん文章中の難しい漢字を読めない可能性はありますが、
流れからなんとなく意味がわかることも多く、即アウトになるわけではありません。
少なくとも「社会の用語問題でその用語を知らない」とか、
「数学で『三平方の定理』使わなきゃいけないのに、その定理忘れた」とかよりは
ヤバさがましだと言えるでしょう。
つまり、「勉強していない!教科書も読んでない!」という人にとって、
その状態でも「まだどうにかなりやすい」のが、「国語現代文」と言えるのではないかと。
問題の「外」、あるいは「事前の勉強での知識」のことを聞かれることが少ないですからね。
なのでテスト中に「やべーよ…」という気分になっても、完全にあきらめる前に、
「国語現代文」だけでもちょっと頑張ってみるといいかも?
まあそんな感じで~。
*1:「テスト」については 5/24 学習:テストについてメモ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*2:「現代文(げんだいぶん)」については 1/8 国語:実はテーマごとに『お約束』がある、ということ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*3:「文章題(ぶんしょうだい)」「専門用語(せんもんようご)」については12/1 数学:「文章題(ぶんしょうだい)」は難しい - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*4:「漢字(かんじ)」については 6/6 国語:まとめ・システムとしての漢字 - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*5:「文法(ぶんぽう)」については 12/8 英語:「基本5文型(きほんごぶんけい)」って何さ? +四天王(してんのう) - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*6:「5W1H」については 2/2 英+国:文の秘訣・「5W1H」! - のっぽさんの勉強メモ を参照。