英語の話ー。
今日から6月*1、ということで、
「ジューン・ブライド(June bride)/6月の花嫁(はなよめ))」ネタから、
「ウェディング(wedding)/結婚式(けっこんしき)」という言葉について考えてみる話です。
前置き。
上にも書きましたが、今日から6月になった、ということで
「ジューン・ブライド(June bride)/6月の花嫁(はなよめ))」の時期でもありますね。
なのでスマホゲームやソーシャルゲーム*2では6月に「結婚式」や「ウェディングドレス」絡みのイベントが多かったりするみたいなのですが…。
筆者はここでふと、「ウェディング(wedding)」って何だ?と思いまして。
最後に「ing」がついているということは何かの「進行形(しんこうけい)」や「動名詞(どうめいし)」…?と思ったので調べてみました。
(ちなみに「進行形」は「その時にまさにやっていること」であり、動名詞は動詞(どうし)*3を名詞(めいし)*4にしたものです。
例えば「run(走る)」に「-ing」をつけた「running」は、進行形だと「今走ってる(状態)」、動名詞だと「走ること(自体)」みたいになります)
手元の辞典で調べてみると、「wedding(ウェディング)」は「結婚式(けっこんしき)」という意味ですね。
で、辞典では「wedding」の近くに、「wed(ウェド)」という動詞(どうし)を見つけました。
これが「結婚する/させる」とか「結びつける」という意味なので、
「wedding(ウェディング)」はこれに「-ing」を付けて「動名詞(どうめいし)」にしたものっぽいですね。
ちなみに「wedded(ウェデッド)」という形容詞*5もあって、これは「結婚した」という意味になるようです。
上に書いたように、「-ing」を付けたものには「動名詞」もあるので、
全部が「進行形(しんこうけい)」になるわけではありません。
ですが、「ウェディングドレス」というとまさに「結婚*6する時」に着る物でもあるので、
「今、結婚しつつあるぜ!」という「進行形」の「ウェディング(wed(d)-ing)」…と言えなくもないかも。
多分文法的にはどこかに正解があるのでしょうが、
例えば6月に結婚される花嫁さん(June bride)は、好きな気持ちで「ウェディング」という言葉を眺めてみてもいいかも知れませんね。
まあそんな感じで~。
追記
ちなみに「結婚(けっこん)」そのものを表したい場合は「marriage(マリッジ)」という言葉を使うようです。
これには「結婚式(けっこんしき)」という意味もあったりします。…「wedding」とカブってますね。
あと関連語の「marry(マリー)」も「結婚する」といった意味で、これも「wed」と被ってます。
なんでよく似た2つの語があるのか?どちらかに統一されなかったのか?というのは謎であり、要追加調査ですね。
追記2
ちなみに先日書いた音楽ゲーム*7『バンドリ! ガールズバンドパーティ!』*8でもジューン・ブライド関係のイベントをやっておられるようですね。
イベント名は「フラワリー・ジューン・ブライド」らしいです(ステマ*9)。
◆用語集
・wedding(ウェディング):
関連用語:「嫁(よめ)」*10、「花嫁(はなよめ)」、「嫁入り(よめいり)」、「婿(むこ)」、「花婿(はなむこ)」、「婿入り(むこいり)」
関連記事:『結婚を表す外国語セブン』*11
・「ジューン・ブライド」/ジューンブライド(June bride):
ヨーロッパの言い伝えであり、6月に結婚すると花嫁は幸せになれる、という話。
ヨーロッパでの「6月(June/ジューン)」はローマ神話の家庭や女性・子供の女神「Juno(ジュノー)」にちなむとされていることなどが理由。
関連ゲーム:『あつまれ どうぶつの森』*12、
・動名詞(どうめいし)【英語文法】:
動詞に「ing」を付けて、名詞にしたもの。
英語では「gerund(ジェランド)」。
ちなみに「不定詞(ふていし)」は英語では「infinitive(インフィニティブ)」。
関連用語:「文法(ぶんぽう)」
・進行形(しんこうけい)【英語文法】:
動詞に「ing」をつけ、さらに「be動詞」と組み合わせることで、「~している」などを表すもの。
英語では「the progressive form(ザ・プログレッシブ・フォーム*13)」。
この「progressive(プログレッシブ)」という言葉は「進行形の」や「進歩的な」という意味。
元になった動詞「progress(プログレス)」の意味は「進歩(しんぽ)」。
ちなみに音楽「ロック」の一つに「プログレッシブ・ロック(Progressive rock)」というものもある。
・「プログレッシブ・ロック(Progressive rock)」:
Wikipediaによれば、1960年代後半のイギリスに登場したロック*14のジャンルの1つ。
進歩的(しんぽてき)、革新的(かくしんてき)なロックを意味するとのこと。
代表的なグループには「ピンク・フロイド」*15、「キング・クリムゾン」、「イエス」などがあるらしい。
関連人名等:「La'cryma Christi(ラクリマ・クリスティー)」*16
*1:「6月」やローマ神話の女神「ジュノー」については 7/31 英語:「6月」「7月」の話 - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*2:「ソーシャルゲーム」については 12/3 地理+理科:日本とか、浮力とか、ソシャゲとかの話 - のっぽさんの勉強メモ 12/3 地理+理科:日本とか、浮力とか、ソシャゲとかの話 - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*3:「動詞(どうし)」や「文法(ぶんぽう)」については 12/8 英語:「基本5文型(きほんごぶんけい)」って何さ? +四天王(してんのう) - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*4:「名詞(めいし)」については 12/18 英語:名詞(めいし)/物語(ものがたり)を始めるもの - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*5:「形容詞(けいようし)」については 12/18 英語:形容詞(けいようし)・副詞(ふくし)/言葉に魔法(まほう)をかけるもの - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*6:「結婚(けっこん)」については 11/12 歴史:「結婚(けっこん)」「させる」側の気持ち!? ~ゲームを通して~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*7:「音楽ゲーム」については 10/29 音楽:音楽ゲーム『DDR』曲中心メモ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*8:音楽ゲーム『バンドリ! ガールズバンドパーティ!』については 8/29 ゲーム:CMでやっていたスマホ系ゲームメモ(とりあえず名前だけ) - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*9:「ステルスマーケティング」については 10/14 国+こころ:好きなことについて人とモメたくない時の話 ~「テーマ」と「話し方」~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*10:「嫁(よめ)」や「花嫁(はなよめ)」、「嫁入り(よめいり)」、「婿(むこ)」、「花婿(はなむこ)」、「婿入り(むこいり)」については 11/9 国+生他:「責任(せきにん)」を「お嫁(およめ)」に出しますか? ~「責任転嫁(せきにんてんか)」と「転嫁(てんか)/再びの嫁入り」の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*11:記事『結婚を表す外国語セブン』については 6/4 生+諸外:「結婚(けっこん)」を表す外国語7つ+α! ~今週の外国語セブン~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*12:ジューンブライドのイベントがあるらしいゲーム『あつまれ どうぶつの森』については 8/16 英語:「スイートルーム」は「スイート(sweet)」じゃない!? ~「suite」と「sweet」の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*13:「フォーム(form)」については 7/6 英語:駅の「ホーム」は「ホーム」じゃない!? ~「ホーム」と「フォーム」の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*14:音楽ジャンルの「ロック」については 8/2 英+音:色んな「ロック」の話 ~rock,lock,locke~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*15:音楽グループ「ピンク・フロイド」については 6/4 英+理他:「インプラント」、「歯(は)」、そして「SF武器」!? ~色んな「implant」の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*16:プログレッシブ・ロックの要素を感じるともされる音楽グループ「La'cryma Christi(ラクリマ・クリスティー)」については 6/3 英+理:「涙腺(るいせん)」からこぼれるのは「ラクリマ」ですか? ~「涙腺」と「lachrymal gland」の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。