のっぽさんの勉強メモ

主に中学の学習内容と、それに絡みそうな色んなネタを扱っています。不定期更新ですー。あ、何か探したいことがある場合は、右の「検索」や記事上のタグやページ右にある「カテゴリー」から関係ある記事が見られたりします。

6/16 国語:「藪蛇(やぶへび)」、「藪医者(やぶいしゃ)」、「藪から棒」!? ~「藪(やぶ)」についての話~

 国語+英語の話ー。
 今日は「父の日」*1ですが、新ネタが思いつかなかったので別の話を。


 木々や植物の様子・状態である「藪(やぶ)」と、
 それにかかわる「藪蛇(やぶへび)」、「藪医者(やぶいしゃ)」などの言葉です。




 前置き。
 先日「うわばみ」*2という蛇(へび)*3について記事を書いたときに、
 「藪蛇(やぶへび)」という言葉を思い出したので、「藪(やぶ)」の話などを。


 まず「藪(やぶ)」というのは背の低い木や草の塊ですね。
 例えば「竹藪(たけやぶ)」、「藪蚊(やぶか)」といった言葉があります。
 で、そんな「藪」に関わる言葉がいくつがあるので、とりあえず3つほどご紹介を。



①「藪(やぶ)から棒(ぼう)」
 言い換えると「急に」とか、「いきなり」みたいな意味ですね。
 中がよく見えない藪からいきなり棒が突き出てきてびっくり、みたいな感じでしょうか。
 関連用語:「藪からスティック」*4、「ルー語」


②「藪(やぶ)をつついて蛇(へび)を出す」
 「余計なことをして災難を起こす」みたいな意味のことわざですね。
 上でも書いたように藪の中は見づらく、何が潜んでいるか分かりません。
 そこにちょっかいをかけてひどい目に遭う、みたいな感じですね。
 少し違いますが似たことわざに「虎の尾を踏む」とか「蛇足(だそく)」といったものもあります。


③「藪医者(やぶいしゃ)」
 腕の良くない医者(いしゃ)のことですね。「ヤブ」と呼ばれることもあります。
 なぜ「藪(やぶ)」の字がつくのかは、Wikipediaによれば、色々説があるようです。
 例えば上記の「藪をつついて蛇を出す」のように、不適切な治療をして患者を悪化させる、みたいな説や、
 藪の中にいるように、「先の見通しができない」(詳しいことがわからない)医者、という説も載っていました。
 …なんか上の①②でも「見えない」象徴でしたし、藪ってすごい「見づらい」感じだったんでしょうね。もはや「闇」とか「ダークゾーン」みたいな感じもします。
 ちなみに手元の辞典では「野暮(やぼ)医者」がなまったものではないか、という説も載っていました。


 …って感じですかね。
 ①の「藪から棒」や②の「藪をつついて蛇を出す」と違って、
 ③の「藪医者」は藪から出てくるわけではないですが。
 並べてみると藪から出てきそうで面白いですね。


 さて、近頃は暑い日も増えてきまして、「蚊(か)」も増えてくる季節ですね。
 藪(やぶ)から「蛇」や「棒」は出てこないにしても、「藪蚊(やぶか)」は出てくるかもしれません。
 藪に近寄る時は、どうかご用心を。


 まあそんな感じで~。




追記
 ちなみに江戸のお蕎麦屋*5さんの老舗(しにせ)に「藪(やぶ)」というお店があるようです。
 Wikipediaによれば「更科(さらしな)」、「砂場(すなば)」というお店と並び、「蕎麦御三家」であるそうです。



◆用語集
・藪(やぶ)/薮/籔:
 草や低木などが生い茂っているところ、固まっているところ。
 英語では「thicket(シケット)」など。また英語の「bush(ブッシュ)」*6も「藪」という意味は含むようだ。
 ちなみにWikipediaによれば日本人の苗字(みょうじ)・姓(せい)にも「藪」というものがあるらしい。



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