英語+国語の話ー。
日本語文と英文の翻訳に、芸能人「ルー大柴」さんの言葉を絡めた話です。
(※考え方をお借りしているだけで、ぜんぜん公式ではないのでご注意ください)
「ルー語」と言うのは芸能人の「ルー大柴」さんが使う言葉のことですね。
まあ「カタカナ語の入り混じった日本語」みたいな感じです。
例えば有名なのは「トゥギャザーしようぜ!」(多分「一緒にやろうぜ」の意味)とか、
日本語の「藪から棒(やぶからぼう)」*1が「藪からスティック」になってたりします。
(棒=「stick(スティック)」)
で、なぜこの「ルー語」を紹介したかと言うと。
これがある意味で日本語と英語の「架け橋」になってくれるんじゃないかと思いまして。
例えば、日本語を英語に訳す時。
全部を一気に、綺麗に訳したくなるかもしれませんが、慣れてない内は難しかったりします。
途中で理解できればいいのですが、あんまりその間に英語力が上がらないと
「ちゃんと訳せない、英語分からん」という思いだけ募っていくかもしれません。
でもこの「ルー語」の段階では、全部を訳す必要はありません。
「分かるところだけでも訳す」感じで大丈夫です。
それぞれ比べてみるとこんな感じでしょうか。
(※以下は筆者が考えた「ルー語」的なものであって、実際にルー大柴さん自身が言ったものではありません。悪しからず)
①【日本語】トムはご飯を食べます
↓
②【ルー語】トムはライスをイートします
↓
③【英語】Tom eat rice.
①【日本語】何か飲みますか?
↓
②【ルー語】何かドリンクしますか?(または「サムシング飲みますか?」)
↓
③【英語】Would you like something*2 to drink*3 ?
まあ二番目はちょっときつい気もしますが。
でもルー語の段階を入れることで、1個セーブ*4ポイントができているとも言えます。
「自分はこの文をまったく訳せない」のではなくて、
「怪しい感じでなら自分は訳せる」&「あとは残りの表現を学べば訳せる」ってことが分かる訳ですね。
「正しい表現」を覚えることも大事ですが、「手持ちの英語を使って考えてみる」ことも大事です。
「英作文(えいさくぶん)」や「英会話(えいかいわ)」ではそういう能力が役立つと思います。
知らない単語に出会う、ということはいつでもあります。
そんな時でも完璧に話すことだけにこだわらず、
カタコトでもなんでもしゃべれたら、結構伝わるかも知れません。
「英語は嫌いだけど、何とかしなきゃ」と思っている方や、
「なんか肩の力抜きながら学べないかなあ」と思っている方は、
面白半分で「ルー語」にトゥギャザーしてみるのも、いいかもしれませんね。
まあそんな感じで~。
追記
ルー大柴さん自身が英語の講座を開いていたりします。
気になる方は調べてみるとよいかもしれません。
*1:「藪から棒」については 6/16 国語:「藪蛇(やぶへび)」、「藪医者(やぶいしゃ)」、「藪から棒」!? ~「藪(やぶ)」についての話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*2:「something(サムシング)」については 12/8 英語:色んな「サム」の話 ~sum,some,thumb~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*3:「drink」については 12/28 英語:謎の英語マシーンゲーム(食べ物) - のっぽさんの勉強メモ も参照。
*4:「セーブ」についてはを参照。