理科+英語の話ー。
別に「宝石(ほうせき)でできた犬(いぬ)*1!」というファンタジーな話ではありません。
今日は4月9日…、4(よ)・9(く)の日ということで、
犬(いぬ)の一種、ヨークシャー・テリア(Yorkshire Terrier)」の話を、
簡単に。
前置き。
新型コロナウイルス*2の影響(えいきょう)で暗いニュースも多いので、
ちょっと癒しも欲しくて、犬(いぬ)のことを調べてみました。
※
まず「ヨークシャー・テリア」というのは犬(いぬ)の一種ですね。
小型(こがた)の犬で、地面(じめん)に届くほど毛(け)が長くなるのが特徴です。
名前はよく聞く気がするのですが、実は筆者はあまり知りませんで。
今回調べてみると、名前は「ヨークシャー・テリア(Yorkshire Terrier)」というスペルでした。
イギリス*3の「ヨークシャー地方(Yorkshire)」に由来があるようですね。
なんでもWikipediaによれば、
19世紀中ごろ、イギリスの「ヨークシャー地方」の工業地帯(こうぎょうちたい)の、労働者(ろうどうしゃ)の家屋(かおく)を荒らすネズミを捕まえるために、間接狩猟犬(かんせつしゅりょうけん)として作出(さくしゅつ)された、のだとか。
ざっくり言うと、ネズミ退治のための犬ってことですね。
1862年に「ブロークン・ヘアード・スコッチ・オア・ヨークシャー・テリア」と命名されたらしいのですが、
長すぎたため「ヨークシャー・テリア」と呼ばれるようになったのだとか。
…長い名前は使われなくなる、というのは現代でもよくあることですね。
ちなみにヨークシャー・テリアは成長するにつれて毛色(けいろ)が変わるらしく。
また毛が絹(きぬ)のように美しいとして、「動く宝石(ほうせき)」とも呼ばれているようです。
「ネズミ退治」というと実用的で、場合によっては汚い所にも行きそうなイメージですが、
そのための犬が、「宝石」とまで呼ばれているのはすごいですね。
※
ヨークシャー・テリアの活躍の度合いについては不明ですが、
昔のネズミはよく病気(びょうき)を運んでいた、というのは聞く話ですね。
恐ろしい病気である「ペスト」も、ネズミに関係している感じですし。
なので、ネズミを退治したらとても感謝され、
それこそ宝石(ほうせき)や宝(たから)のように、「価値のある存在」とされたかもしれません。
もしヨークシャー・テリアがよくネズミを狩ったのなら、
その働きの面でも、「動く宝石」と呼ぶにふさわしかった…なんて言えるかも?
まあそんな感じで~。
◆用語集
・ヨークシャー・テリア(Yorkshire Terrier)【犬】:
小型犬の一種。
・ヨークシャー(Yorkshire)【地方・イギリス】
関連用語:「ヨークシャー・プディング」*4
*1:「犬(いぬ)」については 12/29 国+理:「犬(いぬ)」も「侍(さむらい)」をやりますか? ~「犬侍(いぬざむらい)」と「文化(ぶんか)」の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*2:「新型コロナウイルス」については 2/14 生+英他:「病気(びょうき)」に関する英語7つ+α! ~今週の英語セブン~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*3:「イギリス」については 6/11 地理:テストによく出る国名・都市名!?(仮) - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*4:「ヨークシャー・プディング」については 11/8 国+英:2語以上の言葉で「しりとり」する! ~ゲーム「部分しりとり」+α~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。