情報+英語+理科+社会の話ー。
「スマホの画面上で飼う、バーチャル犬!」的な話ではありません。
カーソルと混同されがちらしい表示「マウスポインタ/ポインター」と、
犬*1の種類の1つ、狩りを手伝う「ポインター(pointer)」の話を。
(※筆者が「カーソル」や「マウスポインタ」について誤解をしていたので、その説明も以下に入っています)
前置き。
昨日はパソコンの画面上などの「カーソル」について書きましたが。
これについて筆者もちょっと誤解をしていたようで、
というのも、Wikipediaによれば、
画面上を動く矢印などは「マウスポインタ(マウスポインター)」または「マウスカーソル」と呼ばれるようです。
なので「カーソル」ではなく「マウスポインタ」、あるいはせめて「マウスカーソル」と書くべきだったかもですね。すみません。
ただちょっと言い訳をさせて頂くと。
Wikipediaの「マウスポインタ」のページにも、
「カーソルと混同(こんどう)されることも多い」と書いてありまして。
(「混同(こんどう)」とは、別の物を一緒として扱ってしまうことですね)
実際、ネットでも「カーソル」を検索してみると、
筆者が「カーソル」だと思っていた「矢印」の画像が出てきました。
なので、「カーソル」と「マウスポインタ」を一緒にしている方は多いかもしれません。
(※だから筆者が誤解していい、という訳ではないですが)。
(※説明&言い訳タイム終了)
さておき、「ポインター」の名前では、また違う有名な存在がいたりします。
それが犬(いぬ)の種類としての「ポインタ-」ですね。
犬の「ポインター(pointer)」は、国語辞典によれば「白地にぶちが有る、西洋の猟犬・番犬」、
Wikipediaによれば、「ポインティング(指し示す)」を行って獲物(えもの)の位置を人間に知らせる鳥猟犬(ちょうりょうけん)の総称…と書いてありました。
どちらにせよ、人間の「狩り」を手伝うため犬の種類って事ですね。
英和辞典によれば、英語の「point(ポイント)」は「指し示す」とか「指さす」などの意味を持っているようです。
そして犬の「ポインター」は、獲物の前に立ってその位置を教えたり、
獲物を飛び立たせたりして、主人の狩りを助けたりするのだとか。
なので「(獲物の位置を)指し示す(point)」+「もの(-er)」→「(犬の)ポインタ-(pointer)」って感じですかね。
さて、前述の「マウスポインタ」も、ただ「ポインタ」や「ポインター」と呼ばれることもあるようですが。
犬の「ポインター」を先に知っていた方が、
「『ポインター(マウスポインタ)』が(パソコンの)画面で動いている」と聞いたら、
「『犬(ポインター)』が画面で動いているの!?」なんて思うかもですね。
…ちょっと可愛い感じもします。ポインターが画面上で元気に跳ね回っているの!?
※
ところで、パソコンの操作に使われる道具に「マウス」がありますが、
これの由来らしい「mouse(マウス)」は、動物の「ネズミ(鼠)」を意味していたりします。
「マウス」の動きで「ポインター(マウスポインタ)」が動く…と考えると、
まるで犬の「ポインター」が「ネズミ(マウス)」を追いかけているようで、ちょっと面白いですね。
パソコンは機械なので「非生物(ひせいぶつ)」的な印象ですが、
上記のように、「生物(せいぶつ)」っぽい用語とも絡むことがある気がします。
(「インターネット」の「ネット(net)」も、(生物などの)「巣(す)」の意味がありますし)
こういうネタは、他にもまだまだあったりするかも?
気が向いたら探してみると、
少し面白いネタを、人に「示せる人(pointer)」になれるかもですね。
まあそんな感じで~。
◆用語集
・ポインター(犬):
関連用語:「セッター」*2【犬】、「ゴールデン・レトリバー(Golden Retriever)」*3【犬】
*1:「犬(いぬ)」については 12/29 国+理:「犬(いぬ)」も「侍(さむらい)」になりますか? ~「犬侍(いぬざむらい)」と「文化(ぶんか)」の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*2:犬の一種「セッター」については 5/3 体+英他:「犬(いぬ)」も「バレー」をやりますか? ~犬の「セッター(setter)」とバレーボールの「セッター」の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*3:水鳥猟で獲物を回収していたらしい犬種「ゴールデン・レトリバー(Golden Retriever)」については 11/2 理+英他:その「犬(いぬ)」は「金色(きんいろ)の回収者(かいしゅうしゃ)」ですか? ~「ゴールデン・レトリバー(Golden Retriever)」と「retriever(レトリーバー)」等の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。