のっぽさんの勉強メモ

主に中学の学習内容と、それに絡みそうな色んなネタを扱っています。不定期更新ですー。あ、何か探したいことがある場合は、右の「検索」や記事上のタグやページ右にある「カテゴリー」から関係ある記事が見られたりします。

5/23 理+社他:「思い出」は「イカ墨(いかすみ)」の色ですか? ~「イカ墨」と「セピア」の話~

 理科+社会+生活+美術+英語の話ー。


 イカ*1の墨(すみ)*2である「イカ墨(いかすみ)」と、
 そこから発生したらしき「セピア調」という言葉についての話です。



 前置き。
 先日「イカ墨パスタ」のソースを見まして、
 ふと「イカ墨」について調べたくなりましたので、その話を。

 まず、イカ墨(いかすみ)」というと、イカの吐く墨(すみ)のことですね。
 ざっくりいうと黒っぽい液体(えきたい)って感じです。
 墨(すみ)と呼ばれてはいますが、書道(しょどう)などで使う墨、墨汁(ぼくじゅう)とはまた違うものですね。


 そんな「イカ墨」ですが、昔はよく「インク」として使われていたようです。
 (ちなみにインクとは何かを書く・描く・印刷する時に使う液体のことですね)
 その時は特に「セピア(sepia)」と呼ばれたりするようです。


 ちなみに「セピア」と言うと、古い写真などで茶色と白のものは、「セピア調(セピアちょう)」なんて呼ばれたりもします。
 どういう関係があるのか、と調べてみると。


 Wikipediaによれば、上記のセピア(イカ墨)を加工した茶色のインクが、近世(きんせい)になって使われていたようで。
 それでこの「茶色」が「セピア色」と呼ばれるようになったのだとか。
 (そして特に19世紀末くらいに人気になったようです)


 で、古い写真の材料…「モノクロ印画紙」と呼ばれるものは、「経年劣化(けいねんれっか)」…つまり時間が経つことで、色が褪(あ)せていくのだとか。
 それでちょうど、上記の「セピア」っぽい「茶色」と白の色合いになるので、「セピア調」と呼ばれるようになったみたいですね。


 ちなみに、「色褪せた思い出」のことを「セピア色の思い出」なんて言ったりもするようです。
 当時は鮮やかだった気持ちが、
 まるで、写真がセピア色に変わるように、時間で変わってしまった…、という訳ですね。


 何やら切なくて素敵な言葉ですが、
 由来からするとイカ墨(の加工品)色の思い出」となるのは、ちょっとシュールな気もしますね。
 別に「イカがロマンチックじゃない」というわけではないのですが、つい食材としてのイカを連想してしまいます。ちなみにイカ墨パスタ色の思い出でもありません



 ちなみに、Wikipediaによればイカ墨は色んな所で使われてきたようなので、
 実はけっこう人間の生活(せいかつ)や文明(ぶんめい)を支えてきた、と言えるかもしれません。
 例えばイカ墨がないことで、ある本・新聞・雑誌・芸術作品などが無かったとするなら…
 ちょっと人間の歴史(れきし)が変わっていたのかも?


 あなたの思い出や人生(じんせい)が、特に「セピア」の色ではなくても。
 実は大本を辿れば、密かに「セピア(イカ墨)」に支えられていた…
 なんてことは、あるかもしれませんね。



 まあそんな感じで~。





追記
 ちなみにWikipediaによれば、イカ墨には「アミノ酸」が入っており、食材(しょくざい)として使えるそうです。
 アミノ酸は旨味(うまみ)の成分(せいぶん)ともされていますので、
 上に書いた「イカ墨パスタ」のような料理があるのも納得ですね。
 ちなみに書道の「墨」は食用ではありませんので、ご注意を。




◆用語集
イカ墨:


・セピア


・セピア調


・モノクロ印画紙:
 関連用語:「モノクローム*3


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