木の一種である「ポプラ(poplar)」と、
ラテン語の「populus(ポプルス)/人々」、
英語の「popular(ポピュラー)/人気の」などの話です。
前置き。
筆者は国語辞典を読んでいたのですが、
たまたま見つけた「ポプラ」の響きがかわいかったので知らべてみました。
※
まず「ポプラ(poplar)」というのは木の一種の名前ですね。
Wikipediaによれば落葉広葉樹で、葉は広三角形らしいです。
外見は言葉で説明しにくいのですが、葉がこんもりしつつも上にワッシャーッと伸びてる感じですね。
日本でもよく植えられているようなので、見たことがある方は多いかもしれません。
そんな「ポプラ」の名前ですが、
Wikipediaによればラテン語の「populus(ポプルス)/人々(ひとびと)、共同体(きょうどうたい)、国民(こくみん)など」に由来するそうです。
何でも古代ローマでしばしば公共の集会所(しゅうかいじょ)の周囲(しゅうい)に植えられたから、ということみたいですね。
公園の木とか生垣(いけがき)みたいな感じでしょうか。
だからといって木が「人々」と呼ばれるのも少し不思議な気もしますが、
ポプラは密に葉が集まったりしているようなので、そこも「人々」とか「集団」っぽかったのかもしれませんね。
あるいは周りのポプラも、集まった人々の一部のように見えたりしたのかも?
まあこれは仮説ですが、色々考えてみるのも楽しいですね。
ちなみに英語には「popuar(ポピュラー)/人気の」というものもありますが。
辞書によればその語源は「人々(popul)」であると書かれていました。
なので多分上の「populus(ポプルス)/人々」と関係する感じですね。
(※ただし「popul」が何語であるかは不明でした。要追加調査ですね)
合わせると「ポプラ(poplar)は人々(populus)に人気(popular)」という文も作れそうですが…スペルがややこしいですね。
※
さて今は新型コロナウイルス*2の影響で、「人々」とか集団は避ける感じですが。
時々「またみんなが集まるイベントとかに行きたいなあ」と思ったりもします。
イベントとかで人気(popular)のものを中心に、
人々(populus)がポプラ(poplar)のように集まってワイワイする…。
そんな日がまた早く来るといいですね。
まあそんな感じで~。
追記
ちなみに英語には「people(ピープル)/人々」という単語もあります。
響き的に、これも上記の「populus」や「popul」などに関係していそうですね。
◆用語集
・ポプラ:
ちなみに同名のコンビニもあったりする。
ちなみにマンガ『WORKING!!』には「種島ぽぷら」というキャラクターもいたりする。
関連用語:「アスペン」*3
似ている言葉:「ポプリ」*4
・popular(ポピュラー):
関連用語:「ポップス」*5、「人口(じんこう)/population(ポピュレーション)」*6、「普及(ふきゅう)/popularization(ポピュラリゼーション)」*7、
*1:「ラテン語」については 12/25 理科:元素記号1~18 - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*2:「新型コロナウイルス」については 2/14 生+英他:「病気(びょうき)」に関する英語7つ+α! ~今週の英語セブン~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*3:木の一種「アスペン」については 10/26 社+生:気になった単語の適当メモ(10/26) - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*4:室内香の一つ「ポプリ」については 7/28 生+フラ:「ポプリ(pot pourri)」は「料理(りょうり)」で「鍋(なべ)」ですか? - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*5:音楽ジャンルの「ポップス」については 2/19 英+家:「ポップコーン」と「爆裂(ばくれつ)」の関係!? - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*6:英語で「population(ポピュレーション)」 ともいう言葉「人口(じんこう)」については 12/11 社+こころ:「73億」=「1」!? ~「世界(せかい)」の数え方の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*7:英語では「popularization(ポピュラリゼーション)」とも言う言葉「普及(ふきゅう)」については 2/9 国+こころ:「不朽(ふきゅう)」って何ですか? ~「不朽」と「朽(く)ちる」の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。