のっぽさんの勉強メモ

主に中学の学習内容と、それに絡みそうな色んなネタを扱っています。不定期更新ですー。あ、何か探したいことがある場合は、右の「検索」や記事上のタグやページ右にある「カテゴリー」から関係ある記事が見られたりします。

7/2 国+歴:「館(やかた)」と言えば「人(ひと)」ですか? ~「館」と「屋形(やかた)」の話~

 国語+歴史の話ー。
 別に「館と人の合体した存在…!?」とかの話ではありません。


 建物(たてもの)などをさす言葉の「館(やかた)」と、
 それと意味がだいぶ重なっている言葉、「屋形(やかた)」についての話です。


 今日はえらく眠かったので簡単に。


 前置き。

 まず日常で「やかた」というと、
 建物(たてもの)の一種である、「館(やかた)」を思い浮かべるのではないかと思います。
 これは例えば「領主(りょうしゅ)の館」など、ちょっと豪華な建物を呼ぶ時のイメージですね。


 ところが国語辞典を見てみると、
 「やかた」の欄にはまず「屋形(やかた)」という言葉が載っており、
 その一部を「館」とも書く、という説明がなされていました。
 しかもこの「屋形」という言葉は「人(ひと)」を指す場合もあるようです。


 詳しく説明すると、「屋形」の意味は4つほどありまして、
 『新明解 国語辞典 第五版』やWikipediaによれば


 ①貴族(きぞく)・豪族(ごうぞく)などの屋敷(やしき)
 ②身分が高い人の尊称(そんしょう)…丁寧な呼び方/「お屋形(おやかた)」など
 ③船や牛車の上につけた「乗り物」
 ④「③の屋形」をつけた船(「屋形船(やかたぶね)」)


 って感じらしいです。
 (↑ちなみに手元の漢和辞典でも、「屋形」の意味はこんな意味でした。)
 で、この中の①・②を「館」とも書く、という感じらしいですね。
 (ただ「屋形」と「館」の歴史自体については書いていなかったので、どちらが先かというのは分かりませんでした。
  見る感じ「屋形」の方が広いようでもありますが、一応保留で)


 ということは、①の建物だけでなく、②の「人を指す場合の屋形」も「館」と書けるので、
 「お館」や「館」という言葉を、人に向けて使う場合があるということですね。
 確かに、時代劇(じだいげき)などで「お館様(おやかたさま)」という言葉を聞いたことがある気がします。


 まあ②は古い言葉らしいので、今の時代は使わないかもしれませんが。
 昔の「館」という言葉をえらい人相手に使っていた場所では、
 「館と言えば人!(を指す)」って感じだったかもしれません。
 今の感覚からすると、ちょっと面白いですね。


 さて、建物の「館」というと、普段は豪華なイメージでちょっと憧れますが。
 でも今は新型コロナウィルス*1の影響がありますので、
 「館」と聞くと「換気(かんき)は大丈夫かな?」とか考えてしまいますし、
 それこそコロナ関連で「屋形船」が話題になってしまったこともあります。


 そもそも「館」や「屋形」も人が使うためのものなので、
 ある意味でやはり「やかた(館、屋形)と言えば人(がいてこそ)」と言えるかもしれません。
 コロナ禍が早く収まって、「館」や「屋形」を気兼ねなく使えるようになりたいですね。



 まあそんな感じで~。






◆参考文献
・『新明解 国語辞典 第五版』




◆用語集(※人名等、場合により敬称略)
・館(やかた):
 ミステリーやホラーではよく事件が起こっている場所でもある。
 関連用語:「家(いえ)」*2、「部屋(へや)」、「階段(かいだん)」*3、「ドア」
 関連記事:『家に関する英語セブン』


・屋形(やかた):


・お館様(おやかたさま):
 ちなみにゲーム『戦国BASARA*4における「真田幸村(さなだ・ゆきむら)」は、自らが仕える武将「武田信玄(たけだ・しんげん)」のことをこう呼ぶらしい。
 これに関連して、にじさんじ所属のバーチャルライバー「伏見ガク」*5さんは、同グループ所属の女神「モイラ」さんのことを「おめがみさまぁ!」と呼んだりするらしい。



benkyoumemo.hatenablog.com

benkyoumemo.hatenablog.com

benkyoumemo.hatenablog.com

benkyoumemo.hatenablog.com