のっぽさんの勉強メモ

主に中学の学習内容と、それに絡みそうな色んなネタを扱っています。不定期更新ですー。あ、何か探したいことがある場合は、右の「検索」や記事上のタグやページ右にある「カテゴリー」から関係ある記事が見られたりします。

11/8 学+英他:「インスピレーション(inspiration)」は二重(にじゅう)に大事ですか? ~「ひらめき」と「息を吸うこと」の話~

 学習+英語+こころの話ー。


 「ひらめき」などの意味の「インスピレーション(inspiration)」と、
 その訳語の一つ「霊感(れいかん)」、
 そして「inspiration」の「息(いき)*1を吸うこと」の意味などについての話を。


 前置き。
 まず「インスピレーション(inspiration)」というと、大体①「ひらめき(閃き)」みたいな意味のイメージですね。
 新しいアイデアや問題の解決策を、パッと思いつくみたいな感じです。
 例えば「インスピレーションが湧いてくる」みたいに使う言葉ですね。


 またこの「インスピレーション」は、「霊感(れいかん)」と訳されたりします。
 この「霊感(れいかん)」はもともと宗教関係の言葉で、「神さまや霊が関わった時の反応」…つまり神様が知恵を授けてくれたり、体に降りてきたり(「神がかり」)、みたいな感じを表すらしいのですが。
 でもこちらも今では、普通に「閃き」みたいな感じの意味で使われているようです。
 まあ現代日本では、すごいものに対して「神(かみ)ってる」とか「神」とか言ったりしますしね。
 信じられないほどいい考えは、まさに「神に授けられた」「霊感」って感じかもしれません。


 そんなすごい「インスピレーション」や「霊感」などですが。
 英和辞典によれば、また他の意味もあるようで。


 というのも、英語の「inspiration(インスピレーション)」には
 ②「吸気(きゅうき)」とか「息を吸い込むこと」という意味があるのだとか。
 ちなみに「吸気(きゅうき)」とは息を吸うことや、吸い込んだ空気を指す言葉です。
 つまりざっくりいうと「呼吸(こきゅう)」関係の言葉ですね。


 生きていくうえで②「息を吸うこと(inspiration)」は大事ですし、
 また色んな①「閃き(inspiration)」もあると、いろいろ便利かと思います。
 その意味では「『インスピレーション(inspiration)』は二重に大事!」なんて言えるかもしれません。


 まあ、「霊感」や「神」といった派手な単語の後だと、
 「呼吸」の話はちょっと地味に見えてしまうかもですが。


 でも緊張した時には「深呼吸がいい」とか「呼吸を整えるといい」という話もありますね。
 「ひらめき」や「霊感」は願ってもなかなか得られないものですが、
 呼吸の話なら、自分でも工夫しやすいかもしれません。
 

 なのでもし、あなたが学校のテストなどで緊張した時は。
 どこかから「ひらめき(inspiration)」が降ってくるのを待つ前に、
 まずは「呼吸」…「息を吸うこと(inspiration)」等の方を、整えてみるといいかもしれませんね。



 まあそんな感じで~。



追記
 ちなみに辞書によれば、
 「inspiration(インスピレーション)」の反対語として「expiration(エクスピレーション)」という語が載っていました。
 これは「呼気(こき)」や「息を吐きだすこと」という意味を持っているようです。
 「in(イン)」は「中(なか)」、「ex(エクス)」は「外(そと)」
 そこからそれぞれの対応関係を考えてみると

・空気を中(in)に吸い込む →「inspiration(インスピレーション)/吸気(きゅうき)」
。空気を外(ex)に出す   →「expiration(エクスピレーション)/呼気(こき)」

 って感じで、分かりやすいですね。
 ちなみにこの吸気と呼気は、理科の教科書の呼吸に関わる分野…例えば「植物(しょくぶつ)」や「動物(どうぶつ)」、「人体(じんたい)」などに関わったりもするので、覚えておくのもいいかもしれません。
 (あとは自動車のエンジンが空気を取り入れるのに関わったりもしますが、長くなるので略)


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