のっぽさんの勉強メモ

主に中学の学習内容と、それに絡みそうな色んなネタを扱っています。不定期更新ですー。あ、何か探したいことがある場合は、右の「検索」や記事上のタグやページ右にある「カテゴリー」から関係ある記事が見られたりします。

11/4 生+英他:「目玉商品(めだましょうひん)」は「リーダー」ですか? ~「目玉商品」と「loss leader(ロスリーダー)」の話~

 生活+英語+国語の話ー。
 別に「みんな、目玉商品(リーダー*1)に従うのだ…!」という話ではありません。


 お客さんを呼び込む特価品「目玉商品(めだましょうひん)」や、
 その英訳の一つ「loss leader(ロスリーダー)」についての話を。



 前置き。
 和英辞典で調べ物をしていて見つけた語、
 「loss leader(ロスリーダー)」の響きがかっこよかったので、その話を。


 まず「目玉商品(めだましょうひん)」とは、
 お客さんを呼ぶための特価品(とっかひん)…特に安い商品のことですね。
 お店ではよく「セール」*2でいろんな商品が安くなったりしますが、
 「目玉商品」はその中でも特に安い(超特価品である)ことで、お客さんを呼び寄せるしていく感じです。


 で、ふと「目玉商品は英語で何というのか?」と思い調べてみると、
 和英辞典によれば「loss leader(ロス・リーダー、ロスリーダー)」となっておりました。
 (Wikipediaやネットでは「ロスリーダー」となっていたので、以下そちらで表記)
 ちなみに「loss(ロス)」は「損失(そんしつ)」、「leader(リーダー)」は「指導者(しどうしゃ)」などの意味ですね。
 

 Wikipediaによれば、「ロスリーダー」の商品だけ売れても赤字(あかじ)…つまり損(そん)になってしまうそうなのですが。
 でもお客さんが他の商品も買っていくことで、全体的には利益(りえき)が出たりするようです。
 一人でなく全体で戦うあたりが、スポーツなどのチーム戦術っぽい話ですね。
 まさに「リーダー(leader)」と「チーム」って感じです。


 今回調べた中では「ロスリーダー」の語源は不明だったのですが。
 でも「目玉商品」を「お客さんを呼び込む、頼れる存在」と考えると、
 自分の「損失(loss)」を覚悟して、全体の利益へ導く「指導者(leader)」的な存在…、
 まさに「ロスリーダー(loss leader)」と言えるかもしれません(※仮説)。


 「目玉商品」というと物っぽいですが、
 「ロスリーダー」というとゲームなどのキャラっぽい感じもしますね。


 あなたが今度チラシや広告で、特に安い商品を見ることがあれば。
 自分が買うか買わないかだけでなく、
 「こいつが全体の『目玉商品(ロスリーダー)』なのか…?」とか、
 「他の商品が売れて、ロスリーダーの赤字を助けているのか…」とか、
 いろいろ考えてみても、ちょっと面白いかもしれませんね。



 まあそんな感じで~。




追記
 ちなみに今回「目玉商品」を調べたきっかけは「feature(フィーチャー)」という語だったりします。
 というのも英語の「feature(フィーチャー)」の意味の一つに「目玉商品」があるからですね。
 (先日「歌姫(うたひめ)」という語を記事で扱ったので、その流れで音楽関係の語を調べていた感じです)

 また音楽番組やグループ名などでも「featuring(フィーチャリング)」「feature(フィーチャー)」や「feat(フィート)」という語を見ますが、
 こちらは「目玉商品」というより、「この人がゲスト出演してくれてるよ!」みたいな感じの意味のようです(Wikpediaなど参照)。
 いわゆる「コラボ」とかに近い意味の感じですね。


◆用語集
・目玉商品(めだましょうひん):
 関連用語:「カタログ」*3、「バーゲンセール/バーゲン」*4、「掘り出し物(ほりだしもの)」、「クリアランスセール」*5
 関連記事:『買い物に関わる英語セブン』*6


・loss leader(ロスリーダー):



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