社会+英語の話ー。
虫嫌いな方にはすみません。一応がっつりした話ではないです。
流行(りゅうこう)として有名な語「boom(ブーム)」と、
その別の意味「(ハチなどの)ブーンという羽音(はおと)」などの話です。
前置き。
まず「ブーム(boom)」というと、流行(りゅうこう)のような語ですね。
「ブームになる」とか「マイブーム」という語もある感じです。
今の「バズる」や「トレンド」等の語に似ているかもですね。
で、そんな「ブーム」について英和辞典で調べてみると。
ちょっと意外な意味もありまして。
というのも「boom(ブーム)」という語には「虫(むし)」*1が関わったりもしているようです。
なんでも英和辞典によれば「boom(ブーム)」には、
「流行」の他に、「(大砲などの)とどろき、うなり」、「(ハチなどの)ブーンという羽音(はおと)」の意味があるようです。
またWikipediaによれば、「流行」の意味は上記の英語の擬音…つまり「ブーンという音」などから派生したようですね。
ちょうど「バズる」の語源「buzz(バズ)」も「(ハチなどが)ブンブンうなる」という意味があるので、
「流行になる」→「皆が騒ぐ」→「虫の羽音っぽい」→「boomやbuzzって呼ぶか」という感じなのかもしれません。
(「boom」には大砲の音などの意味もあるので、あくまでこれは筆者の仮説です)
なのでその意味では、
「『ブーム(boom)/流行』には『虫(の羽音)』が関わってる!」と言えるかもですね。
…なんか「実は虫がブームを作っている…!」みたいな陰謀っぽいですが。
※
ちなみに話は少し変わりますが、
虫関係…「蝶(ちょう)/バタフライ」に関わる言葉で「バタフライ効果」というものもあります。
これは「小さな力が、後の大きな変化を起こす」的な話で、
それを「小さな蝶の羽ばたきが、遠くで竜巻(たつまき)を起こすかも」という例えで説明した感じのようですね。
実際に蝶の羽ばたきが、他で竜巻を起こすかは不明のようですが。
でも最近ではネットなどで、「SNSの小さな発信が流行につながった」的な話もあるようですし、
小さなものから、ブーム的な物は起こしやすくなっているかもですね。
そういう意味ではバタフライ効果的な物も、結構起こってそうです。
(もちろん、力学の話と人間関係の中の話はまた違いますが)
まあそうは言っても簡単ではないので、
「『ブーム(boom)』なんて起こせないよ…」と諦めてもいいのですが。
たまに「うなりながら(boom)」情報発信を頑張ってみると、
誰かの個人的なブームや、自分なりに楽しい「マイブーム(my boom)」を起こせたりはするかもですね。
そして上手くいけば、「思ったより大きな結果(バタフライ効果)」につながることもあるかも?
まあそんな感じで~。
◆用語集
・ブーム
関連用語:「波乱(はらん)」*2
*1:「虫(むし)」については 7/25 英+ゲーム:カード『遊戯王』英語版、ちょっと表現追記 - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*2:「波乱(はらん)」については 12/14 国+こころ他:「人生(じんせい)」に「波瀾(はらん)」は付きものですか? ~「波瀾」と「波乱(はらん)」の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。