英語+理科+国語の話ー。
「俺たちは、星*1の平和を守る宇宙パトロール!」という話ではありません。
怪しいところを見て回る印象の語、「patrol(パトロール)」と、
その他の意味、「(天体の)定時観測(ていじかんそく)」の話です。
前置き。
昨日は「空回り(からまわり)」*2について書きましたが。
そこから「見回り(みまわり)」という語を思い出し、
さらに「パトロール」を調べたら面白かったので、その話を。
※
まず「パトロール」は、「見回り(みまわり)」的な印象の語ですね。
ある場所やルートに怪しい*3人・物がないか、見て回る感じです。
学校などだと警備員(けいびいん)・用務員(ようむいん)の方が行ったりするかもです。
また日本では警察(けいさつ)が使うパトカー、もとい「パトロール・カー」でもおなじみの語ですね。
で、怪しいものに注意するので、堅いイメージもある「パトロール」ですが。
調べてみると、意外と「星(ほし)」に関係する意味もあるようです。
というのも英和辞典には、
「parrol(パトロール)」は「(天体の)定時観測(ていじかんそく)」という意味も載っていまして。
「天体(てんたい)」は、ざっくり言うと宇宙の星(ほし)などのこと、
「定時観測(ていじかんそく)」は、決まった時間に観測(かんそく)すること…つまり、見ることですね。
なので、「天体の定時観測」は「決まった時間に星を見ること」という感じですね。
宇宙や天気に関わるお仕事の方は、これをよく行っているかもです。
そのため、仕事で星を定時観測する方にとっては、
「『パトロール(patrol)』といえば『星』(の定時観測)!」
…なんてイメージも強いかもですね。
お仕事なので大変かもですが、ちょっと綺麗そうな感じもします。
※
まあ、主に地上の怪しい所を見て回るパトロールでは、
空の星の方を見ている余裕はないかもですが。
でも警察や、何かを「パトロール」している人々のおかげで、
何かの事件を事前に防げたり、安全が保たれている所はありそうです。
また「天体の定時観測」のおかげで、天気予報等ができている所もありそうですし。
だとするとそれらの活躍は、実は「星」のように輝く大事なものかも?
そう考えるとやはり、「パトロールといえば星!」なんて言えるかもですね。
まあそんな感じで~。
◆用語集
・patrol(パトロール):
関連用語:「綺羅星(きらぼし)」*4、「綺羅(きら)」
関連記事:『星を表す外国語セブン』*5
・見回り(みまわり):
ちなみにホラーゲームに『夜廻(よまわり)』というシリーズもあったりする。
・巡回(じゅんかい)
*1:「星(ほし)」については 10/27 英語:色んな「スター」 ~ハムスターとシスターのポスター~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*2:「空回り(からまわり)」については 1/1 生+こころ他:「空回り(からまわり)」するほど良い物ってなーんだ? ~「空回り」と「ヨーヨー」の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*3:「怪しい(あやしい)」については 12/17 国+こころ他:「あやしい」と「あやしい」は違いますか? ~「妖しい」と「怪しい」、「妖(よう)」と「怪(かい)」の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*4:「綺羅星(きらぼし)」、「綺羅(きら)」については 6/25 国+生他:「間違い(まちがい)」は「星(ほし)」を「生み」ますか? ~「綺羅星(きらぼし)」と「綺羅(きら)」と、「綺羅、星のごとく」の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*5:記事『星を表す外国語セブン』については 7/3 英諸+理:「星(ほし)」を表す外国語7つ+α! ~今週の外国語セブン~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。