英語+ゲーム+こころの話ー。
「唯一(ゆいいつ)の」などの意味を持つ「unique(ユニーク)」と、
それに関する筆者の誤解イメージ、
そしてゲームやライトノベルで聞く技、「ユニークスキル」の話を。
前置き。
昨日「uni(ユニ)」で始まる英語を調べていたので、
そこから「ユニーク」という言葉を調べてみました。
その中で分かった誤解についての話を。
※
まず「ユニーク」は、日本でもよく聞くカタカナ語ですね。
筆者の勝手にイメージでは「個性的で面白い」的な意味だと思っていたのですが。
しかし今回英和辞典を調べてみると、
「unique(ユニーク)」は「唯一(ゆいいつ)の」、「独特(どくとく)の」、「特有(とくゆう)の」、「大変珍しい」等の意味が載っていました。
…特に「面白い」意味は入っていませんね。
さらに和英辞典でも「ユニーク」を調べてみると、
「日本語では『一風変わった』『珍しい』ぐらいの意味で使われるが、英語のuniqueは『他に類がない』『唯一の』などに限られる」という話が書いてありました。
確かに「唯一」は「一つしかない」という感じですが、
「珍しい」だともうちょっと数がありそうなので、イメージが違いますね。
(英和辞典でも「大変珍しい」という意味はありましたが、程度は強まっていますね)
つまりまとめると、
①英語の「unique」 :「唯一の」、「特有の」
②日本語のユニーク :①+「一風変わった」
③筆者の想像していた「ユニーク」:②+「一風変わってて面白い」
…的な感じかと思われます。
あれですね。「彼の考えはユニークだね」というような文を聞いて、
筆者が勝手に「面白い」イメージを付け足してしまったと思われます。反省。
ところで話は変わりますが、
近年のゲームやライトノベルでは「ユニークスキル」という物もあったりします。
「スキル」は技(わざ)のことですが、
その中でも固有(こゆう)のスキル、その人しか持ってないスキルみたいな感じですね。
(効果が強いことが多いです)
まさに上で書いた「unique/固有の」という意味が関係している訳ですね。
でも上述のように、筆者は「ユニーク=個性的で面白い」みたいなイメージだったので、
「ユニークスキルってなんか面白そうな名前だな…」と思っていましたが。
今回「『ユニークスキル』は『面白いスキル』ではない!」ということが判明した感じです。
※
ところで、ライトノベルやゲームの「ユニークスキル」は強い物が多く、
「選ばれし者しか持てない」みたいなイメージもありますが(作品にもよりますが)。
でも人それぞれ、人生や腕前、それに寄ってきた得られた技(スキル)が違うとすると、
実はみんなの人生もスキルも、「その人唯一(unique)のもの」なんて言えるかもですね。
同じ人生は2つ(二つ、双つ)とない…と考えると、
「唯一無二(ゆいいつむに)」や「無双(むそう)」なんて呼べるかもしれません。
まあ言い方を変えても、人生は急にパワーアップしないかもですが。
でも「私の人生、どこにでもあるような感じだな…」と落ち込むことがあれば、
「いや、実はこの人生は『ユニーク(唯一なもの)』だ!」とか、
「今私ができることは、私の『無双の(2つとない)』『ユニークスキル(特有の技)』だ!」
…なんて思ってみても、少し楽しいかもしれませんね。
まあそんな感じで~。
追記
ちなみに「面白み」に関しては「ユーモア」という語もあるので、
そちらと「ユニーク」のイメージが混ざっていた所があるかもしれません。