ゲーム+英語+生活の話ー。
カードゲームで、使われた効果を重ねておく場所「スタック」と、
「積み重ね」や「干し草(ほしくさ)の山」等の意味の「stack(スタック)」の話を。
前置き。
筆者は時に「カードゲーム」をしたりすることがあるのですが。
色んなタイミングで「魔法(まほう)」や「効果(こうか)」を使えるゲームだと、
関連して「スタック」という言葉が出てくることがあります。
この「スタック」は、ざっくり言うと「使われた効果を重ねて置いておく場所」みたいな感じですね。
同じタイミングでいくつも効果が使われた時に、重なる感じです。
後に出した物が優先(ゆうせん)されるのが特徴ですね。
少し説明すると、例えばAさんが①「パワーアップ」というカードを使った時に、
すかさずBさんが②「パワーダウン」というカードを使ったとします。
すると「スタック」(場所)で、①「パワーアップ」の上に②「パワーダウン」が載っている…、みたいな感じになります。
で、スタックは後に使われた物が優先なので、この場合は②「パワーダウン」から先に処理される感じです
まあ細部は重要ではなく、ここでは効果やカードが「積み重なっている」ということだけ意識して頂ければ。
で、カードゲームを遊ぶ身としては何となく知っていた「スタック」でしたが、
調べてみると、意外にも「干し草(ほしくさ)」に関係があるようです。
というのも英和辞典によれば、
英語の「stack(スタック)」は「積み重ね」や「~の山」という意味や、
「干し草(麦わら)の山」、「しばの山」の意味を持っているようです。
(ちなみに「干し草(ほしくさ)/hay(ヘイ)」は枯れた草で、動物のエサになったりします。
「干し草の山」としては特に「haystack(ヘイスタック)」というようです)
カードゲームの「スタック」は最初の「積み重ね」などの意味っぽいですが。
でも牧場の人が「『カードゲーム』では『スタック(stack)』を使う」と聞いたら、
「『カードゲーム』で『干し草の山(stack)』を使うの!?」と思うかもですね。
…なかなかシュールな想像になりそうです。
私は干し草の山を1つ作ってターンエンド!
※
ところで「stack」にはまだ他の意味がありまして、
「叉銃(さじゅう)」…銃3丁をピラミッド型に組み立てた物も指すようです。
Wikipediaによれば今はあまりやらないようですが、昔の軍隊映画とかには出てきそうですね。
やたらと物騒なネタにつなげてしまうのもアレですが、
今の時勢が時勢だけに、ついつい書いてしまいました。すみません。
かなうなら、この「叉銃(スタック)」は、現実であまり見ることがなく、
カードゲームの「スタック」にカードを積んでワイワイしたり、
牧場の「干し草の山(スタック)」をのんびり眺められる世であれば…、なんて思ったりします。
まあそんな感じで~。
◆用語集
・スタック【カードゲーム】:
・stack(スタック):
関連用語:「stable(ステイブル)/馬小屋(うまごや)」*1
・叉銃(さじゅう):
関連用語:「叉(また)」*2
*1:「馬小屋(うまごや)」の意味もある英語「stable(ステイブル)」については 4/12 英+社他:「馬小屋(うまごや)」は「安定(あんてい)」してますか? ~2つの「stable(ステイブル)」の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*2:「叉(また)」については 11/6 国語:「またまた」などを漢字で書けますか? ~「またまた」と「また」の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。