のっぽさんの勉強メモ

主に中学の学習内容と、それに絡みそうな色んなネタを扱っています。不定期更新ですー。あ、何か探したいことがある場合は、右の「検索」や記事上のタグやページ右にある「カテゴリー」から関係ある記事が見られたりします。

6/5 英+国:辞書(じしょ)に「ザ エンド」は載ってますか? ~「the end(ジ エンド)」と「ザ エンド(the end)」の話~

 英語+国語の話―。
 別に「載ってないから、この辞書は欠陥品だ…!」的な話ではありません。


 「終わり」などを表す英語「the end(ジ・エンド/ジ エンド)」と、
 それの間違い…っぽくもあるのですが辞書(じしょ)に載ってたりする、
 少しちゃかした表現らしい「ザ エンド/ザ・エンド/the end」の話を。


 遅くなってしまったので簡単に。


※筆者は文字では、半角(はんかく)(例:「ア」)より全角(ぜんかく)(例:「ア」)のサイズが好きなので、
 アルファベット系以外はそちらに統一するクセがありますが。
 今回は国語辞典において「ザ エンド」という風に半角スペースが空けられていたため、それに従っています。


 前置き。

 まず、学校などで習う英語の話をすると、
 英語の「the」は、母音(ぼいん)…つまり「あいうえお」の前では「ジ(the)」と発音し、
 それ以外の音の前では「ザ(the)」と発音する、と習うように思います。


 なので、例えば「the end(エンド)/(作品などの)終わり」の場合、
 「the」は「e(エ)」という母音の前にあるので「the(ジ)」と発音し、
 「ジ・エンド/ジ エンド(the end)」となる…という感じかと思います。


 そのため「the end」を「ザ エンド」というと、
 学校では間違いとされそうですし、何なら「そんな物はない」とも言われそうですが。


 ところが、筆者の手元の国語辞典には「ザ エンド」が載っておりました。
 そこには「物事の終り(終わり)」、「おしまい」、「ジ エンド」などの意味が書かれ、
 そして「少しちゃかした表現」と書かれていました。
 (「ちゃかした(茶化した)」というのは、少しふざけた、からかった、などの意味ですね)


 なので、おそらくは、

 「『the end(ジ エンド)』の発音をわざと少し間違えた表現をする
  →少しちゃかした表現としての『ザ エンド(the end)』になる」

 …という感じかと思われます。
 (※ただしあくまで筆者の仮説なのでご注意を)


 なので多分、通常の英語では「the end」は「ジ エンド」と読む方が正しそうですが、
 でもその「少しちゃかした表現」である「ザ エンド」も辞典・辞書に載っているというのは、なんか面白いですね。


 ちなみに「ザ エンド」は筆者の和英辞典には載っていなかったので、
 全部の辞書に載っている訳では無さそうですが。


 さて、あなたの辞書に「ザ エンド」は載っているでしょうか? 
 あるいは、学校や図書館の辞書ではどうでしょう?


 もちろん載っていてもいなくても、良いと思いますが。
 でも気になったら、色々な辞書を見て、
 「『ザ エンド』載ってるかな~」と探してみるのも、面白いかもですね。



 まあそんな感じで~。





追記
 ちなみに辞書を引く…使う時は、
 「正しいこと/唯一の答え」を知ろうとすることが多い気もしますが。
 でも今回のように、たまには「間違ってるっぽい方の答え」とか、
 「正しい物を少しちゃかした表現」を調べてみる、というのもまた面白いかもですね。



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