生活(技術)+英語+理科の話―。
「雷(かみなり)」*1などを表す英語「thunder(サンダー)」と、
「紙やすり」などを表す英語「sander(サンダー)」の話を。
工具(こうぐ)の「電動サンダー」の話も添えて。
遅くなってしまったので簡単に。
前置き。
まず日本で「サンダー」というと、例えば①「thunder(サンダー)/雷(かみなり)」が有名ですね。
ゲーム等でも、カタカナ語で結構見る印象ですが。
ただ他にも「サンダー」という語はあったりするようです。
それが、「紙やすり(かみやすり)」などを表す②「sander(サンダー)」ですね。
「紙やすり」とは、何かを研磨(けんま)…研ぐ(とぐ)・磨く(みがく)ための紙(かみ)の道具で、
手元の和英辞典では「sandpaper(サンドペーパー)」となっていましたが。
さらにWikipediaによれば、紙やすり、またやすり*2系の道具は「sander(サンダー)」ともいうようです。
なので、「電動サンダー」という工具(こうぐ)もあるようですね。
「電動(でんどう)」とは、つまり「電気(でんき)で動く」ということなので、
上記の「電動サンダー」については、
「(電動)『サンダー』は『電気』で動く!」と言えそうですが。
…しかし「サンダー」はやはり「雷(thunder)」のイメージも強いので、
ちょっと「『白い白馬』のような重複感が…」とか、
「っていうか、『雷(thunder)』は『電気』そのものでは…?」なんて思われてしまいそうですね。
※
ところで、筆者にとっては「サンダー」は「thunder/雷」のイメージが強いですが、
工具(こうぐ)系が好きな方にとっては、むしろ「sander/紙やすり」の方が馴染みが深いかもですね。
まあ特にどちらが正解…という訳ではないと思いますが、
でも今度どちらかの「サンダー(thunder、sander)」を見ることがあれば、
もう一方を思い浮かべてみても、面白いかもですね。
まあそんな感じで~。
追記
ちなみに英和辞典には、動詞「sand(サンド)」*3の「~を砂・紙やすりで磨く」意味が載っていました。
よって本文で紹介した「sander(サンダー)/紙やすりなど」は、
「sand(磨く)」+「-er(~するもの)」→「sander(磨くものとしての紙やすりなど)」と考えると分かりやすいかもです。
追記2
ちなみに「ケンタッキー・フライド・チキン(KFC)」の創業者「カーネル・サンダース」さんは有名ですが、
Wikipediaによればこの「サンダース」の部分は「Sanders」と書くようです。
◆用語集
・紙やすり:
・sander(サンダー):
・電動サンダー:
*1:「雷(かみなり)」や「thunder(サンダー)」については 7/3 英語:カルタ・ライトニング・イダテーン! ~雷光(らいこう)と速さ~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*2:「ヤスリ(やすり、鑢)」については 10/2 「クリアファイル」は「透明(clear)なヤスリ(鑢)」ですか? ~「ヤスリ」と「file」の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*3:「sand(サンド)」や「砂(すな)」については 12/26 英語:単語/関係(かんけい)を意識してみる ~石と山とか、朝と夜とか~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。