理科+英語+生活の話―。
日本料理でも食べる、水草(みずくさ)「ジュンサイ(蓴菜)/じゅんさい」と。
その英名の一つ、「water shield(ウォーター・シールド)」の話を。
少し「shield(シールド)/盾(たて)」の話などをしつつ。
遅くなってしまったので簡単に。
前置き。
まず「ジュンサイ(蓴菜)/じゅんさい」とは、植物の一種ですね。
Wikipediaによれば「スイレン目ハゴロモモ科に属する多年生の水草(みずくさ)の1種」らしいです。
なので、葉(は)はそれこそスイレン(睡蓮)みたいな、「丸くて水面に浮かぶ」感じだったりします。
で、ジュンサイは「日本料理」の食材(しょくざい)にもなるので、
筆者も主に「ジュンサイ=食べる」イメージだったのですが。
しかし英語にすると、急に「食べられるの…?」という感じになるかもしません。
というのも和英辞典やWikipediaによれば「ジュンサイ」は、
「water shield(ウォーター・シールド)」というらしいからですね。
ちなみに英語の「water(ウォーター)」は「水(みず)」、
「shield(シールド)」は「盾(たて)」の意味などを持つので、
「water shield」を直訳すると「水(みず)の盾(たて)」とかになりそうですね。
…すごくファンタジー小説とか、ゲームに出てきそうです。
この「water shield」の由来は、和英・英和辞典等を見ても不明だったのですが。
ただネットで画像を見てみると、
(上記のように)ジュンサイやスイレン系の葉は丸くて平(ひら)べったいので、
「水(water)に(丸い)盾(shield)が浮いているように見える」ということなのかもです。
(※あくまで筆者の仮説なので注意)
ちなみにWikipediaによれば、
「ジュンサイ」を食べるのは、主に中国や日本くらいらしいですね。
なので、外国の方に「日本では『ジュンサイ』を食べます」と言うことはありそうですが。
…でも上記の文の一部を英語にすると
「日本では『ウォーター・シールド(ジュンサイ)』を食べます」となって、なかなかインパクトがありますね。
ちょっと「盾(シールド)食べるの…!?」みたいな気分になります。RPGに出てくる装備食べるモンスターみたい
※
まあ、最近は日本料理に詳しい海外の方も多そうなので、
すごく驚かれる…ということも少ないかもですが。
でも今度スーパーや八百屋(やおや)さん等で、
「ジュンサイ(water shield)」が売っているのを見たら。
「『ウォーター・シールド(ジュンサイ)』売ってる…!」と思ってみると、
ちょっとゲーム(のお店に来た)っぽい気分になれて、楽しいかも?
まあそんな感じで~。