数学の話ー。
「変な数学」シリーズです。
今回も「単位(たんい)」の話なんですが。
例えばババ抜きのようなカードゲーム*1をしているとき。
マイナス*2の効果を持つカードがあるとしましょう。
持っているとポイントが「-1」されてしまいます。
すると、それを人からもらってしまうと、
手札は「+1」されますが、
ポイントは「-1」されてしまう。
マイナスの手札が増えることで、ポイントが減ってしまうわけですね。
つまり「(このカ-ドの)+1(枚は)」=「(ポイントの)-1」ってことですね。
これを略すと「+1」=「ー1」と書けるかも、ということです。
まあ「+1」→「-1」とか書いた方が良いですし、
あと数学的には正しくないのですが、ちょっと面白いかなと。
あと数直線(すうちょくせん)を見ればわかるように、
「+1」も「ー1」も絶対値として「1」であることは共通してたりします。
その意味では「+1」=「-1」=「1」
(+1することもー1することも絶対値としては「1」の移動である)
ということが言えるかもしれません。
まあ上に書いたのはお遊びの域かもですが……。
マイナスやルートなど、特殊な数が出てくると混乱したりして、
「この数についての特別ルール*3を理解しなきゃ!」
と思うかもですが、
その根底にあるのは、それまでに習った「普通の数字*4」たちだったりします。
(まあそれで足りなくて、開発されたものでしょうし)
共通点とかも意外と多くあったりします。
だから「1」とか「ー1」とかを深くは理解していなくても
なんとなく考えて遊んでいたら、
そのうちに思わぬ共通点や違いを見つけられるかもしれませんね。
まあそんな感じで~。
*1:「カードゲーム」については 4/4 数学:メモ/数学とカードゲーム - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*2:「マイナス」については 4/15 数学:プラスマイナス ~西向いて東向いてまた西を向く~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*3:「ルール」については 3/27 こころの話+体育:不自由(ふじゆう)だからゲームは面白い!? - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*4:「数字(すうじ)」については 1/5 数学:なぜ「1+1=2」ができるのか(雑考) - のっぽさんの勉強メモ を参照。