学習+こころの話+ゲームの話ー。
「位置(いち)」とか状況によって能力変わるかもー」という話と、
あとそれをゲットするための「受験」の話です。
簡単に。
前置き。
カードゲーム『遊戯王』*1で新ルールになりまして、そのカードを出す「位置(いち)」がより重要になりました。
(まあ簡単に言うと「場所」のことですね。)
これまでももちろん位置は重要でしたが、
新しい「リンクモンスター」の位置はとても重要ですし、
縦列に2枚カードがあれば特殊召喚できる「ジャックナイツ」シリーズや、
位置によって効果の変わる《魅幽鳥》(みくらとり)などのモンスターもいます。
で、振り返って考えてみると、
現実社会でも「位置」とか「ポジション」は大事かなあ、と思いまして。
過去記事で書いた「場所によって顔が違う」ということを書きましたが
人間でも、「この位置でなら力を発揮できる」とか。「違う位置になるとまた能力が変わる」
ということがあるかもしれません。
例えば「リーダー」向きの人がいれば、「部下」向きの人がいるかもしれませんし、
またその内容も変わるかもしれません。
一人で引っ張っていく「ワンマンリーダー」*2と、
みんなとやっていく「気配り型リーダー」ではまた違うでしょう。
だから「彼にはリーダーとしての能力がある」というよりは、
「彼は今の位置でリーダーとしての力を発揮している」ということがあるかもしれません。
まあ数字にしづらいでしょうから、難しいですが。
で、勉強に絡めて言えば。
「受験」というものも、ある意味その「位置」を目指してのチャレンジであるともいえるかもしれません。
例えば「志望校(しぼうこう)」というもの自体も「位置」ですし、
それを越えたところの「職業」や「将来の夢」というのも「位置」と言えそうです。
なので受験で「偏差値」とか「学歴」といった堅い言葉に疲れた方は、
いっそシンプルに、受験とは「位置」をめぐってのチャレンジである、と考えてもいいかもしれません。
自分の「いい感じ」の位置に行くために、いろいろ頑張っているのだと。
さて、あなたはどう思うでしょう。
自分はどの位置でなら力を発揮できるか、
どの位置で働きたいか、どの位置に行きたいのか、
どんな能力があれば、望む「位置」に行けるのか?
カードゲームのように望むようにはいかないかもしれませんが、
「位置」が変われば、能力も変わるかもしれません。
それをゲームっぽく思えたら、ちょっと楽しいかもしれませんね。
まあそんな感じで~。
関連用語:「キャリア」*3
◆用語集
・位置(いち):
あるものの置かれた場所のこと。
関連用語:「陣形(じんけい)」*4
・「ジャックナイツ」:
カードゲーム『遊戯王』のモンスター群。
縦列に2枚カードがあると特殊召喚できる。
なので条件がそろっているとすべての列に強いのがいきなり飛んでくる。すごい。
漢字で書くと「機界騎士(ジャックナイツ)」。その名の通り、機械と騎士*5を混ぜたようなモンスターが揃っている。
でも種族としては機械族ではなく「サイキック族」*6が多い。
・《魅幽鳥》(みくらとり):
カードゲーム『遊戯王』のモンスター。鳥獣族*7。
出す位置によって能力が変わる。
例えば左端に置くだけで、レベル4なのに2300の攻撃力になる。強い。
あとイラストが綺麗。
*1:カードゲーム『遊戯王』については 1/25 音楽:音楽が試験の助けになる!?…かもしれない - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*2:「ワンマン」については 2/14 社会:「悪用(あくよう)」 ~防げ!ワルーイ・ノッポの陰謀~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*3:「キャリア」については 4/22 国語:キャリアとギャップと物語! ~貴族は小作農になりました~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*4:「陣形(じんけい)」については 4/4 理科:幻(まぼろし)の蛇(へび)、「ツチノコ」の話! - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*5:「騎士(きし)」については 12/27 社会/騎士(きし)と馬(うま)の話(ざっくり) - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*6:「サイキック族」については 9/14 音楽:個人的曲メモ ~『アイドルマスターシンデレラガールズ』編~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*7:カードゲーム『遊戯王』の「鳥獣族(ちょうじゅうぞく)」については 3/8 数学:倍数(ばいすう)・約数(やくすう)を求める喜び!? ~ゲーム『遊戯王』からの話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。