のっぽさんの勉強メモ

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2/16 歴史:「あくび」から「復讐(ふくしゅう)」へ ~アパッチ族の戦士「ジェロニモ」の話~

 歴史+ゲームの話ー。
 アメリ*1先住民族アパッチ族の戦士「ジェロニモ()Geronimo」の話です。

(本記事中、人名敬称略)

※注意 記事中に残酷な行為についての言及などもあります


 前置き。
 先日『世界史B用語集』を読んでいたら「ジェロニモ」という名前を見つけまして。
 「ジェロニモ」という人物についてはゲーム『Fate/Grand Order』で知っていたので、
 興味深いと思ってメモを。


 「ジェロニモ」はアメリカの北部の先住民族アパッチ族」の一人です。
 白人(はくじん)相手に激しい抵抗を行った人物として知られています。

 アメリカの「先住民族(せんじゅうみんぞく)」とは、イギリスなどから人が来る前に、アメリカ大陸に住んでいた人々ですね。
 このような方々は昔「インディアン」と呼ばれていましたが、近年は「ネイティブアメリカン*2に呼び変えることも多いようです。
 ただしWikipediaによればこの呼び変えをしない方が良いという説もありました。


 で、「ジェロニモ」と紹介しておいてなんですが、どうも彼の本名は「ジェロニモ」ではないみたいです。
 アパッチ族の言葉では「ゴヤスレイ(Goyathlay)」、つまり「あくびをする人」をいう名前だったみたいです。
 なんとも平和的な名前で彼の行った「激しい抵抗」とは結びつきませんが、
 これには色々訳があったりします。

 Wikipediaを参考にしつつざっくり言うと

 ①もともと彼は温厚な性格だったのですが、ある日メキシコ軍*3によってだまし討ちに合い、家族などを殺されてしまった
 ②彼は復讐の戦士と化し、メキシコ軍相手に戦争を行った
 ③銃弾飛び交う中でも迫りくる彼を見て、メキシコ軍が守護聖人である「ジェロニモ!」(聖ジェローム)というのを叫んだ
  (「オーマイゴッド!(おお、神よ!)」みたいな感じですかね)
  それにつられてみんなが「ジェロニモ!」と叫んだ
 ④その日から、彼が「ジェロニモ」と呼ばれるようになった

 みたいな感じらしいです。


 そして彼は激しい抵抗を行いますが、1886年についに捕まります。
 その後、1904年の「セントルイス万国博覧会」などで「人間動物園」で展示されるなど、悲惨なことになっています。
 そして1909年に、故郷に帰れぬまま亡くなったようです。


 アパッチ族の訓練を積んでいるので、戦いの実力はもともとあったようですが、
 それでも温厚な人物が戦争で激しい復讐をするまでになる、というのは大きな変化ですね。
 少し環境が違えば、彼は「ジェロニモ」ではなく、もともとの「ゴヤスレイ(あくびをする人)」として生きられたのかもしれません。


 今の日本は国内で戦争は起きていませんが、環境は変わるかもしれません。
 もしかしたら、まだ見ぬ「ジェロニモ」的な強さを持つ人もいるかもしれませんが…
 できることなら、その人が平和に「あくびをする人」であれるようにしたいものですね。


 まあそんな感じで~。



追記
 ちなみにマンガ『キン肉マン』には「ジェロニモ」という名前のキャラクター、
 『ウルトラマン』には「怪物酋長ジェロニモン」という怪獣が出てきたりします。


◆用語集
ジェロニモ
 いわゆる「シャーマン」(不思議な力を使ったり霊などと話せる人)でもあったらしい。

ジェロニモ(『Fate』):
 ゲーム『Fate/Grand Order』に登場するキャラとしてのジェロニモ
 筆者も不勉強だが、とりあえず「オール・ザ・ステイツメン!〜マンガで分かる合衆国開拓史〜 」*4では格好良かった。

・聖ジェローム/ヒエロニムス:347-420年。
 キリスト教神学者、宗教者。
 ダルマティア、今でいう「クロアチア」の生まれ。
 キリスト教内のいくつかの宗派で「聖人」とされる(全部ではなく「教会博士」とされる場合もある)。
 伝説によれば、庭に傷ついたライオンがやってきた時、その足に刺さっていたトゲを抜き、治療してあげたらしい。
 ちなみに「ジェローム」という名前はギリシャ語の「ヒエロニュモス」が変化していったものらしい。
 イタリア語で対応するのは「ジローラモ」。…あれ?どこかで聞いたような…。

パンツェッタ・ジローラモ
 イタリア生まれの男性タレント。
 明るい色男(偏見かもしれないがイタリアっぽいキャラ)といったキャラクターで活動。
 Wikipediaによればいわゆる「ちょいワルおやじ」枠で捉えられることもあるらしい。

セントルイス万国博覧会
 1904年、アメリミズーリ州セントルイスで開かれた国際博覧会
 Wikipediaによれば「ルイジアナ買収」100周年を記念して開かれた。
 上記のように「人間動物園」という展示もあったらしい。

セントルイス(St. Louis):
 アメリミズーリ州にある都市。
 Wikipediaによれば名前の由来は1764年に「ルイ9世(聖王)」(Saint-Louis)にちなんで付けられたらしい。

国際博覧会(こくさいはくらんかい):
 「国際博覧会条約」に基づいて行われる、複数の国が参加する博覧会(はくらんかい)。
 「万国博覧会(ばんこくはくらんかい)」ともいわれる。
 第一回はロンドン万国博覧会(1851年)。
 また日本で開かれた「大阪万博」(1970年)や「愛知万博」(2005年)もこの「万博」に含まれる。

ルイジアナ買収:
 1803年に、アメリカがフランスから領土(仏領ルイジアナ)を買った出来事。
 これによって当時のアメリカ合衆国の面積は2倍になったらしい。

ロンドン万国博覧会
 「水晶*5宮(クリスタルパレス)」と呼ばれるガラス張りの建物で開かれたことでも有名。


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