のっぽさんの勉強メモ

主に中学の学習内容と、それに絡みそうな色んなネタを扱っています。不定期更新ですー。あ、何か探したいことがある場合は、右の「検索」や記事上のタグやページ右にある「カテゴリー」から関係ある記事が見られたりします。

11/17 理+体:「壊す」ことが「作る」ことにつながる!? ~骨(ほね)の成長と、細胞の話~

 理科+体育の話ー。

 骨の成長*1に関して、
 骨を「作る」細胞と「壊す」細胞についての話です。

 今朝やっていたテレビ『チコちゃんに叱られる!*2から。


 前置き。
 今日の朝のNHKテレビ番組『チコちゃんに叱られる!』で、
 「背(せ)が伸びる」メカニズムを紹介していました。

 この「背が伸びる」、というのは主に骨(ほね)が伸びることであり、
 その骨の成長には「軟骨(なんこつ)」の中の2つの細胞*3が関わっているらしいです。


 具体的には

①「骨芽細胞(こつがさいぼう)」が骨を作って
②「破骨細胞(はこつさいぼう)」が(一部)骨を壊して、整える

 ということをしているようですね。


 「せっかく作った骨を壊すの?」という気もしますが、
 骨芽細胞で作られた骨は結構ぼこぼこだったりするようなので、破骨細胞によって整えたりする必要があるみたいですね。
 最初からキレイに作れれば、という気もしますが、まあスピード重視だったりするのでしょう。


 で、もったいないからと「壊す」ことを怠っていると、それはそれで悪いことが起きるかもしれません。
 例えば「骨の継ぎ目がぼこぼこで常に関節が痛い」とか「左右で足の長さが違って歩きづらい」とか。
 なので「破骨細胞」の方も重要なわけです。


 言ってみれば「(骨の一部を)壊すことが(綺麗な骨の形を)作ることにつながっている」、と言えるかもしれません。


 例えば砂場や海の砂浜などで「砂のお城」を作る時でも、
 まず砂山を作ってから、削って城の形を作っていったりしますしね。
 案外「作る」ということは部分的には「壊す」ことが含まれているのかもしれません


 「作る」と「壊す」と聞くと、反対の行為にも思えますが、
 思えば「成長」とは、現在のあなたを「壊して」、次の新しいあなたを「作る」行為とも言えます。
 「骨の成長」は、それを物理的にやって見せている……なんてことが、言えるかもしれません。



 まあそんな感じで~。





追記
 この骨芽細胞と破骨細胞はどちらがうまく働かなくても問題が起こるようです。
 例えば有名な「骨粗しょう症」は、破骨細胞が働きすぎることで骨のなかが薄くなってしまうパターンですが、
 一方でWikipediaには「大理石骨病(osteopetrosis)」という、破骨細胞がうまく働かないことで起こる病気も載っていました。
 骨が固くなりすぎて、悪いことが起こる、というパターンのようです。
 なかなかバランスが難しいですね。



追記2
 ちなみに筆者が昔聞いた話だと、
 「手(て)」の「指(ゆび)」も、最初は大雑把に作られて、あとから指の間の細胞が死ぬことによって5本に分かれるようです。
 これには細胞が自ら死ぬ「アポトーシス」という現象が関わっているようですね。



◆用語集
・骨芽細胞(こつがさいぼう):
 ざっくり言うと、骨を作る細胞。
 英語では「osteoblast(オステオブラスト?)」。


破骨細胞(はこつさいぼう):
 ざっくり言うと、骨を壊す細胞。
 英語では「osteoclast(オステオクラスト)」。
 Wikipediaによれば。「骨髄(こつずい)由来の単球マクロファージ系の前駆細胞(ぜんくさいぼう)が分化(ぶんか)・融合(ゆうごう)して破骨細胞になる」らしい。なかなか難しい。


・骨髄(こつずい):
 骨の中にある柔らかい組織、部分。
 英語では「bone marrow(ボーン・マロー)」。
 血液*4を作る細胞のもとになる「造血幹細胞(ぞうけつかんさいぼう)」などが含まれたりしているらしい。なので「白血病(はっけつびょう)」などの病気に対して、「骨髄移植(こつずいいしょく)」*5が治療として行われることがある。要は血液を作り出せるパワー(細胞)を移植する感じだろうか。
 この移植用の骨髄などを扱う場所・組織を骨髄「バンク」*6と呼ぶことがある。
 Wikipediaによれば、ラーメン*7などにおける部位名、「ガラ」の部分(例:「鳥ガラ」)のことらしい。
 あと沖縄県*8の「ゲンコツチュウチュウ」は、豚の骨の中の骨髄などを食べる料理のようだ。


前駆細胞(ぜんくさいぼう):
 幹細胞から発生して、また「最終分化細胞」になる前の細胞。
 ざっくり言うと、ある程度色んなものになれる状態の細胞の一種。
 英語では「progenitor cell(プロジェニター・セル?)」。


アポトーシス(apoptosis):
 Wikipediaによれば、多細胞生物における細胞の死に方の一つ。
 体をより良い状態にするために、プログラムされた死。


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*1:「成長(せいちょう)」については 10/4 学習:ゲームと「成長(せいちょう)」のシステムについてのメモ - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*2:テレビ番組『チコちゃんに叱られる!』については 8/8 ゲーム+社:色々気になった言葉メモ(ゲーム+歴史) - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*3:「細胞(さいぼう)」については 2/10 理科+こころ:細胞の入れ替わりと「私」 - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*4:「血液(けつえき)」については 1/11 英+理:体の中の「船(ふね)」、体の中の「島(しま)」!? ~血管とランゲルハンス島~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*5:「移植(いしょく)」については 11/18 国+理:色んな「いしょく」のメモ! ~「移植(いしょく)」、「衣食(いしょく)」、「医食(いしょく)」~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*6:「バンク」こと「銀行(ぎんこう)」については 11/29 社+英:「FMS(エフエムエス)」の話 ~日本とアメリカの、兵器などの取引~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*7:「ラーメン」については 1/13 地理:「かわいた大きな川」(札幌/さっぽろ)のラーメン! - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*8:沖縄県(おきなわけん)」については 5/16 地理:ヒーローが勉強を助けてくれる!? ~ローカルヒーローの話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。